第47章 神武器
ケイト「ああ!私が聞く耳持つのはクレハの言葉だけだ!!」ビシッ!!
クレハ「もうやめなさい!//バカ!!//」きっ!
『はっはっはっ!いいぞお主!^^』
ケイト「クレハの言葉ならマグマの中だろうが氷河の中だろうが地球の裏側だろうが聴きとってやらあ!!」にやり&堂々
クレハ「何でそんな言葉を恥ずかし気も無く!バカですか!!?馬鹿だからなんですか!!!;」
ケイト「ぷちん)ああ!そうだよ!
バカだからクレハ以外何も考えられないの!クレハ以上に大事なものなんて無いからそうとしか考えられないの!!」
クレハ「何でそこで開き直るんですか!!;そして何故開き直りの言葉すらそのようになるんですか!!;」
ケイト「だぁから!お前以上の存在がないのっ!!
だから怒りでぶちぎれてたって魔王になって世界消滅させようとしてたってお前の声だけは聞こえるの!!!」
クレハ「どんな理屈ですか!!!;
もうこれ以上は止めなさい!!///私の心が限界です!//」
ケイト「大丈夫!たとえ違う世界に飛ばされたってクレハの声だけは聞こえるから!!」
クレハ「そういう問題ではありません!!今話すべき内容はそこではありません!!;////聞き取るべき言葉もそこではありません!//////」かああっ
ケイト「絶対に聞き取るから!地獄耳なんて次元吹っ飛ばせるから!!」
クレハ「バカアアアアアアアアあああああああああああ!!!!!!!!></////////」
どっごお!!!!!!!!!!!!!
それから後、激情に任せて台座のある祭壇目掛けてケイトを全力で殴り飛ばした。
愚直とも言える真っ直ぐな想い故の暴走なのは解ります。経験上ね。
分かりますが…
一番聞き取るべき部位を間違えています!!//私の心が限界だという点を聞きなさい!////
人に聞かれて耐えられる許容量を!羞恥心を凌駕しているというのにこの人は!!本当にもう!!!////
クレハ「ぜー!!ぜー!!ぜー!!」
そう叫び続けながら肩で息をしていると、どこからか拍手のようなものが聞こえてきた。
気付いて周囲に目を向けてみれば、そこには小さな童のような精霊がたくさん…