第45章 お泊り・4日目
~おまけ・続~
・実際の光景
螺旋階段が出てくる仕掛けですが、途中から井戸から外れて死角となる場所から中に入り、さらに降りていくそれは井戸から外れた時点で直線となる階段道になっており、最後に扉に辿り着く。
詳細は作者プロフィールのホームページにある画像参照。
「おおー!この仕込み階段は既に作っていたんですか!?」
お爺様「うむ。帰りはロープで登らねばならんので手間じゃがの」←ダストシュートやゴミ捨てのそれは隠す気満々、隠した場所がその広場だから
「わざわざ掘ってここまでの仕掛けを作るとは…」
お爺様「趣味で作ってたんじゃが暗くてすまんのお;
蓄光石は用意してあるんじゃがまだ配置しておらんで」
「いえいえ。気分出ますよね!」
お爺様「うむ!きっと孫も大喜びするじゃろうて^^//」にこにこ←実話である
クレハが5歳の時、初めて来た時は大はしゃぎしたという。お母様もまた同様。
「うん。確かに温泉ですね。奥に湧水まで」
お爺様「ほっほっほっ。土をどかすのが大変でしたがの」
テロップ『実際は逆である』
詳細↓
お爺様「ほれもっと土を盛らんか!!;」
清掃員「こんな大急ぎでやらないといけないことなんですか!?;」
お爺様「わしだって頑張っとるんじゃぞ!!;」
清掃長「土持ってきました!」
クレハ「お爺様、もっとうまい言い訳はなかったんですか?;
私達の他に7人の清掃員しか」←当時10歳冬休み12月23日、もうすぐで11歳
お爺様「あれ以外に言いようがないわい!!;」
お母様の葬式でのたかりもあったことから、当時は人にたかられることにうんざりしており、それよりはという旨で本格的に徹底して隠すことにした。
「なるほど。設置してある水道代を無くし、湧水を水道の代わりとするんですね」
お爺様「うむ。いっそ水道代が無くて済むならそうした方がよいかと思っての。
せっかく温泉も湧水もあるんじゃし有効活用せねば」
「大変ですよ。これほどの事業となると」
お爺様「もとより覚悟の上じゃ。
階段を作るだけでも土まみれになりもうしたわ!^^」かっかっかっ!
結果…誤魔化し切ることに成功。
5年後の時にもまた視察に来てもらった後、耐震装置も加えたそれに対しての認定も堂々ともらったという。