第45章 お泊り・4日目
~おまけ~
・当時の申請時
建築法に関しても法に触れないのを確認後、作る許可をもらったのが平成20年、作り終えたと申請を出したのが平成25年。
無事認定されたのが同年の為、心配は要らないとのこと。
「隠れ家!?よく作るねえ」
お爺様「うむ!いずれわしにも曾孫ができるでしょう?
その時に喜ばせたいんですよ。きっとワクワクすると思うので!」
「なるほど…既に必要情報は記載済みですね。もしや考え続けていたんですか?」
お爺様「ああ。長年の夢でのお」
「わかります。私も作ってはみたいのですが…やはり費用がねえ;」
お爺様「わしが手配して作らせるのだから問題はない。無論手伝う気満々じゃ!」
「湧水と温泉を発見したからってこれほどやるとは…
羨ましい!いい土地を買いましたねえ。
でも手間がかかりますよ?こんなに田舎だと大変なんじゃ?」
お爺様「安心せい。わしと家の者加えて総勢で頑張るわ!」
「わかりました。地下を掘るのは自由ですが、建物を建てるのは申請しないと違法になりますものね。
下見の写真もビデオもありますし、現物を見せてもらいたいのですが」
お爺様「それは完成してからでよかろう」
「でもせっかく建てるんだから途中までは見ておきたいので、建築確認作業も必要となりますし」
お爺様「承知した。完成までに5年ほどかかると思うが大丈夫か?」
「それに関しては記録させていただきます。
いっそのこと耐震装置も備えさせてシェルターにする手もありますよ」
お爺様「ならば畑作業もできるようにしないとの」
「ええ。ここに書いてあるようにですね^^」
その後、像や本棚や本を必死に移動させて隠し
その際に光を取り込む仕組みを停止させた後、蓄光石も一度全て取り除き
井戸と仕込み階段と扉と地下20mまでの道だけを見せ、地下20mに湧いて出た温泉と湧水のみ見せたそうな。
後に元に戻してから後、5年後に完成した旨を告げて同役人に見せて完了したという。
テロップ『手間かけ過ぎである』