第45章 お泊り・4日目
ケイト「1500年のほとんどを地下暮らしって…」
クレハ「いえ、必要時には外に出てましたよ?」
グレイク「出なくてもここは天国ですよ」せっせっ←畑の雑草抜き中
リズ「所で治療院って…?;」
ケイト「居住区が治療で使われてたんだよ。滅茶苦茶でかいでしょ?
50人ぐらい収容して助けてたらしい。
畑では薬草や薬となるものも育てられてるから」
クレハ「先程言われていた温泉の成分は塩分による殺菌効果があることから「傷の湯」とも言われており、当時にも湯治や消毒液として使われていました」
『なるほど…』
ケイト「治療には最適な環境だったみたいで、命の恩人としてそのまま住み付いてくれる人達が多かったんだよね?」
クレハ「ええ。でも外国人の多くは帰っていき、日本の方は使用人として仕える為に清掃員になってくれました。
理由は「住み心地がいいから是非に」とも言われたもので…
地下の治療院については口止めと黙っていてくれたこともあって、今日日までばれずに済んでいます」
ケイト「でも待って。料理長達は普通に入れてるのかな?;」
クレハ「入れていますとも。メイドや料理長は洋風屋敷での住み込みを命じられているのですから」
ケイト「というか運転士は?うっかり乗ってこっちに来た時は」
クレハ「像の前を通って外へ出る順路を教えます。
像の裏側への入り方は清掃員やお爺様や私達にしか解りません。
急に現れた時は忍者屋敷かとも言われましたが…;」
テロップ『あながち嘘でもない』
その後、写真は禁止されていますがここで過ごす許可を出しました。
直接ひかれた温泉も、家での温泉もどちらでも変わりはないのですが気に入って下さったようで…
シノン「はああ~//もう一日泊まれるようにしてて良かったわね」
シリカ「はい//あったかい」ぬくぬく
アスナ「外よりも暖かいよね^^」にこにこ
スグ「足湯となってる場所もありますしね^^//♪」
クレハ「二つに分けているのは無論、男性用と女性用で分ける為です」キラン
『ナイス』
キリト「俺は一人風呂か…」
グレイク「昼休み休憩貰って入れって言われました。朝からずっと休み入れてなかったもので^^;」
キリト「ああ。お疲れ」
といったように昼から温泉を楽しみ、夜はログハウスで過ごしました。