第45章 お泊り・4日目
・聞いた人達の気持ち
最初こそ「汚い!」「何で教えてくれなかったの!?」等という意見が胸にあったり、えずく者も中に居たものの…
「私も最初こそ抵抗は感じたけど、害はないし美味しいし病気にならないよう重々配慮されてるから別にいいやって受け入れてる。
そうでなきゃお爺様が97歳まで無病息災で生きれるかって話」←前ページ最後らへん、ケイトの言葉参照
物凄い説得力……(遠い目)
その言葉を聞いた瞬間、えずき(吐き気)も収まった。
実際、料理は美味しかったし健康にもいいことはよくわかる。
そもそも野菜の肥やしとなる堆肥は糞から作られている。化学肥料もあるけれどそうでない野菜もある。
いずれにせよそんなことを言っていては野菜が食べられない。
以上によって、そういう些細な点には目を瞑って受け入れることにしたそうな…
以下から本編に戻ります。
クレハ「ちなみに現時点での技術の粋を集めて確認してみた所、身体に全く害がないよう確立できていました。
1500年前だというのに、そのような技術を確立できているご先祖様に感謝しかありません」
ケイト「本当にそうだね」合掌&微笑
クレハ「所でケイトはどの野菜が好きですか?」
ケイト「美味しければ、健康が維持できれば…それでいいじゃない。
どれも美味しいから全部好きだよ」
グレイク「でもその完全な手法が確立するまで何年かかったの?」
クレハ「3か月ほどかかったそうです。それまでは木の実やらでしのいでいたそうで」
クライン「盗賊に食わせてたりして」
クレハ「むっ…」じろ
グレイク「それは不敬ですよ?
そもそも慈愛が家訓なのにそんな非人道なことはしないでしょう。きっと自分達も揃って食べたんだと思いますよ?
失敗は成功の母というように、成功するまで頑張った結果なんでしょう」
クレハ「ええ。その通りです!よくわかりましたね」キラキラ&微笑
グレイク「そりゃ…//
クレハみたいな優しい人達ばかりだったから^^//」照れてる
クレハ「クライン、晩飯抜き」
クライン「冗談だって冗談!!;
思い付きだよ!;悪かった!!;」土下座ぺこぺこ
クレハ「ふんっ」つーん
クライン「ちょっ、待てって!;」
クレハ「では像の奥側を案内しますね。行きましょうか^^」にっこり
テロップ『スルーされた』