第45章 お泊り・4日目
飛龍家、治療院地上入口
キリト「入口がまさかあんなに巧く紛れ込んでいるとは…;」
アスナ「まるで忍者屋敷みたい」
リズ「この階段が現れる仕掛けはどうなってんのよ;」
クレハ「入口に入って落ちないギリギリ奥の小さな石を踏む。
すなわち重さが加われば地下へ降りる為の階段が現れる仕掛けとなっています。
この階段は地下18mにある治療院の扉まで続いています。
誰かが乗っている間は収納されませんので心配なさらずに降りて下さい」
シノン「随分古いのね」
クレハ「何分建設から1500年もの月日が流れていますので」
『長い…;』
ケイト「たとえ見つかったとしてもその仕掛け部分、わざわざ小さな石の上に乗らないと階段は出てこない。
枯れた井戸だって言い訳が立つって寸法なんだよね」にや&キラーン←下部分が見えてない為大丈夫(高所恐怖症)
クレハ「ええ。あなたには説明しましたね^^」ふふっ
テロップ『初期からすれば随分と柔らかくなっている』←クレハに対するクレハ以外の内心
入口から中に至るまで全て石造りで外見上井戸にしか見えない為、仕掛けを動かした時は驚きの声が上がりました。
今こうして降りているわけですが、降りた後の仕掛けを説明できていませんでした。
そうして全員が地下へ辿り着いて降りた後、階段となっていた踏み板が自動的に壁へと収納されました。
スグ「…踏み板にかかる重さが全段消えたら自動収納されるんだ…;」
シリカ「巧妙な階段ですね…;」
リズ「もし前後から来てた場合はどうするの?」
クレハ「それはありません。こちらは降りる専用口ですので」
キリト「ということは上り専用もあるということだよな?」
クレハ「ええ。別経路を使います」
シノン「地下18m地点にある治療院の中から上へ上がれる通路…少し興味深いわね」キラン
1500年続く仕掛けというのもあって、興味を持たれていますね。
少しだけ嬉しく感じてしまいます//