第45章 お泊り・4日目
結局、眠りについたのは夜中の3時半でした。
寝る時間が遅かったこともあり、10時半まで眠り続けた結果…
ミー「ミーミーミーミーミーミーミーミーミーミーミーミーミーミーミーミーミーミーミーミーミーミーミーミーミーミーミー」
朝7時頃からミーの目覚ましコールが元気はつらつと響き続けるばかりでした。
おまけに私とケイトに至っては頬をずっと舐められ、起きても寝てても続けるばかり…;
水は置いてあるのですが、まだご飯を作るほどの元気は…せめて、メイドにコールを…(がくっ)
テロップ『眠気の限界を通り越した。
だがメイドへの連絡はできた』
その後、専属獣医とその助手を務めて下さったメイド(看護師資格持ち)がミーを見てくれてました。
ちなみに料理長は管理栄養士の資格も持っている為、料理に伴う栄養管理も含めてほとんど彼に任されています。
ミーの方も生後3週間を過ぎて離乳食を始めた頃に「賄いをしようか?」とノリノリで言って下さいましたが、猫に食べさせてはダメな成分を把握していない為お断りしました。
「全部把握し切ったら作ってやるからな!」と意気揚々に述べ、専属獣医師と話し合っています。
毎日ミーの様子をビデオで撮っていますが、それは健康に異変がないかを確かめる為というのもあります。
まあ…見ているだけで癒やされるという目的もありますが//←若干悶え中
これは余談ですが、ミーを受け入れた頃に専属獣医師を募集しようとした結果、お爺様が自ら「それなら伝がある」と申し出て下さり、そのまま雇うことになりました。
起きた後、私達は揃って朝御飯を食べ
それから縁側から外へ出てすぐの橋を渡り
東屋を介して「地下にある治療院への入り口」がある場所へ繋がっている橋を渡り
入口から地下へと降りていき、治療院の扉へと辿り着きました。