第44章 お泊り・3日目
『犯人はアスナの母親か!!!;』←周囲の内心の想い
瞬く間に予期せず起きた騒動は、これまた瞬く間に終わりを告げました。
アスナ母からどういうつもりで送ったか、どう考えているかを噛み砕いて伝えられたケイトは
自分がない方がいいというわけでもないのだと安堵のあまり泣き出してしまいましたが…もういいです、はあ(溜息&腕組)
そんなこんなで料理を作っている折、暇を持て余したミーは壁を足場にぴょんぴょんと飛び回り始めました。
ケイト「直角跳び?」
クレハ「いえ。それを言うなら三角跳び、または壁キックでしょう」
私とケイトがよくする「敵の背後への回り方」の真似をしているようで、《跳躍》スキルを会得しようとしていました。
あれは立ち回りにも制御が利きますし、「思いもよらない動き」の選択肢が大幅に増えます。
私達が料理を終えた頃にはコンプしていました。
光をかけたのが仇になったのでしょうか…いえ、それに関しては考えないようにしましょう;←後々とんでもない情報源となるから(理由:光を使えばよりコンプするまでの時間が縮まる件について細かく問いただされる、ひいては光使いとして利用される可能性もある為)
念の為言っておきますが、光とは《神速格闘術》の最上位移動技ですよ?
料理中、どうやら槌での連打が必要となる材料があるようで
アスナ「というわけなの。
私がやれたらよかったんだけどStrが足りなくって、リズは素材採取に行ってるし…
キリト君、お願いしてもいい?」
キリト「ああ。わかった」微笑
その件でキリトが頑張ろうとした折、背後でうごめく何かがいました…
もう嫌な予感しかありません;
ケイト「…」にやり
また変なことをしでかす気満々ですね;
まあ見ていて楽しいので止めませんが←高みの見物?
テロップ『見てる分には』