第44章 お泊り・3日目
~おまけ・終~
・クレハ
ケイト「クレハ…ごめん。
きょうふ、きえない。なみだ、とまんない。
つきあって。ごめん。てまかけてごめん;;」ぷるぷる
胸に縋りついたまま、涙をぼろぼろと零すケイトに
私は背に腕を回し、背と頭を撫で続けるしか出来なかった。
でもその後、気が済むまで泣いた後で笑顔を見せてくれました。
自分のミスか、そうでないか…
やってないことをやったように言われたことが、余計にきつかったこと。
それもあったからこそ、人に言われただけで気にするようになった。
傷が疼き、自分のミスを呪い、自らを殺してしまいたくなった。死にたいと願った。
そう想いを整理した後、ようやく理解できたと安堵の息をケイトは漏らした。
それに私は、今後も付き合いますからね。たとえ嫌だと離れようとも。
そう言って彼女に寄り添うと、「こっちの台詞だ//」と目を細めながら嬉しそうに言いつつ寄り添ってくれました。
私にとっては、その純朴さが直向きな所が好きなんです//
・ミーの愛情表現
ケイト「ミーちゃーん、ミーちゃん?
そんなに脚にヒシッとしがみ付かれたら私動けないよー?;」
ミー「み」ヒシッ!!&ぎゅうぎゅう
クレハ「ミーのそれは信頼関係が築けているからこその行動でしょう。
調べてみると、こう書いてあります。
猫が噛まずに飼い主の足もとまで来てしがみついてくる時は、飼い主を信頼していると共に、とても好意を抱いて甘えている証拠だと」
ケイト「ふむふむ…要するに甘えたいの?」
ミー「ミー♪」遊んで♪
ケイト「遊んで欲しいだって」
クレハ「そういえば朝から滑ってばかりでしたね。
昼からも2時間ほど幼い私達を観察してましたし、ありがとうとヒースクリフに返信しつつ再び幼い私達のAIを添付するなど…
新技術のようですが、どのようにやっているのか気になります。
ユイも実体化できるようになるのでしょうか…」う~ん
ケイト「その話はまた夜にでもしよう。
キリト達は傾斜でスキーしてるか池でスケートしてるし。
明日に治療院を案内しようよ」
クレハ「そうですね。そうしましょうか」微笑
ミー「ミー!!」遊んで!!
『はいはい!』
ケイト「放置しててごめんね!;」
その後、沢山遊んで遊び尽くしてようやくミーは満足したようです。