第7章 涙と決意
~おまけ・終~
・やりたいこと
ケイト「望んじゃいけないと思ってた。
そうすれば、誰かが嫌な思いをするって…
でも、逆だったんだな」
アスナ「ええ!
だから…やりたいこと、いっぱいやりましょう!」
ケイト「うん!
まずは特訓だね!倒れるまで♪」
アスナ「え?」
ケイト「次に焼肉かなあ」顎に手を当て
アスナ「えっと…?;」
ケイト「そして寝る前に枕投げだああ!!
長年の夢だったんだ!やったことないし!」キラキラ
アスナ「…今から?;」
ケイト「うん!!」こくこく
アスナ「……何からするの?;」
ケイト「全部!!//」にこにこ
アスナ「…キリト君」汗←助けを求める眼
キリト「が…頑張れ」苦笑←精一杯の言葉
ケイト「キリトもね!」
キリト「ええ!?;」
その後…私達は大変な一日を過ごしました。←本当に全部やった
レジャーランドに行った、次の日の出来事です。
・絶望した者へ
HPが0になれば死ぬ。
ゲームでありながら現実に死ぬという状況から絶望していた。
白の鳳凰には、「死にたくない」と保護を求める者が何人もいるらしい。
ケイト「ここは現実と同じだぞ?
いつ死ぬかなんてわかんない。通り魔に殺されるかもしれない。
モンスターに殺されるかもしれない。
一度のミスで死ぬ。蘇る。何度もやり直せる。
そんな現実はないだろう?
お前がやりたいことをやればいいんだよ。
傷付ける殺すとかはしちゃダメだけどさ…
お前が望むことを、やればいい」
「ないよ…そんなの」
ケイト「ん~。例えばそうだなあ…
お腹が空いた。照り焼きハンバーガー食べる。
ポテトにシェイクで、かぁー!!!
仕上げにバーベキューソースにナゲット付けて
もぐもぐもぐ!くううううううう!!><//」拳握
「…ごっくり」ぐうううう
ケイト「なあ。お前の食べたいものは何だ?」微笑
「……ハンバーグ」
ケイト「そっか^^
ここでやりたいこと、一緒に見つけていこう(手を伸ばす&微笑)
できることなら、たくさんある!
その中でやりたいこと、いっぱいやって楽しもう!^^」ぐっ!(拳握)
「…はい!;
ありがとう、ございますっ;」
その手に、彼は声を詰まらせながら…涙ながらに手を取った。
無論…聴いていた私まで泣けてしまった。