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白い流星【ソードアート・オンライン】

第44章 お泊り・3日目





~おまけ~


・写真メール


後に、幼い私達が満面の笑みを浮かべた写真が送られてきました。

肩を組み合って、それはもう幼馴染のように…


「結婚を申し込まれてしまいました。どうすればいいでしょうか?//」

クレハ「あなたがしたいのならば、遠慮なく受けなさい。問題など後で考えればいい。

その問題は、その未来の時に共に居たいと願う者と一緒に乗り越えればいいのだから」

「はい!//」


「クレハと結婚したいって言っちゃった…迷惑だったかな?//」

ケイト「それはクレハが決めること。

大丈夫。信じる気持ちに嘘偽りが無いなら、愚直でも信じるべし!」

「はい!//」


後に、幼い私達は結婚を誓い合ったそうです。


おまけに幼いケイトは、「クレハが家を継ぎたいのなら子供ができるように研究する!頑張る!」と無邪気に語っていたそうです。

無論、「私も手伝う!」と幼い私も嬉しさから目を細めながら笑い、共に生きる為に邁進することを選びました。



幼い2人の物語は、身に降りかかる苦難がどのようなものであっても共に支え合い、共に乗り越え、確かな『幸せ』へと続く…

互いが、隣にあるという『幸せ』を――


その文面の背景には私達が満面の笑みを向け合う写真があり、私達はあまりにも嬉しくって…泣いてしまいました。



・涙の理由、過去の経緯


他の人が先生の悪口を言っている中で先生に直接聞かれた時になって言っていた人は「自分(ケイト)がそう言っていた」と嘘を言い、自分へ押し付けるように罪を擦り付けられ、先生の中で自分を「悪い奴だ」と風評されるようになった。

自分には話し合える人もいないのに、友達もいないのに、常に一人でいるのに…
それさえも理解しようとせず、人から聞いたそれだけを信じようとする。


おまけにその先生はテストの後で立ち去る指示があった時、自分の席の椅子から立ってから名前が書いてあったか不安になり、自分の席に戻って確認すると「他の人の答案を見ない!」と早とちりされ、自分の席だと言ってもなお信じてもらえず、後日に陰で「対策を練らないとな」と聞こえるような声で話していた。


それらの件から、大人もまた信頼できないものだと悟ったとのこと。



だからこそ余計に人というものに話せなくなったのだそうです。


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