第44章 お泊り・3日目
クレハ「そもそも、その友達という方も解釈のしようがありませんよ。
判断材料が少な過ぎます。まあそうしたのはあなたですが」
ケイト「うぐっ;」
クレハ「伝える伝えないの選択肢はあなたに任せます。
誇張された噂話を頭から信じる方もそれこそ数多くいますから、余計に過敏に感じてその行為自体に傷付く方もいるでしょう。
私の場合は、そういった類の経験者だったからこそ気付けたのですし」
ケイト「ん…」
クレハ「あなたの在り方もまた、私はありだと思いますよ?
そういう気の使い方ができる人は、そうはいませんから」
ケイト「んー…気を遣うの、ダメ?;」
クレハ「ダメではありません。適度に護ってくれればこちらは何も言いません。
ただし、度を過ぎれば怒りますからね?」
ケイト「お願いします。私にはわかりません」深々土下座
クレハ「よろしい。適度なそれに関してはまたお爺様と話し合いましょう。
年配ということもあって、そういった類の経験もしてきたそうですから」
ケイト「頼りになります。クレハ、整理がつくまで付き合ってくれてありがとう」
クレハ「こんな些細なこと、やっていないに等しいです!
私という命を救った人が何を言っているんですか!」腕組&ぷりぷり
ケイト「あ…あのー;」汗
クレハ「なんです!?」ジロリ
ケイト「たじっ)何で…若干怒ってるの?;」若干青ざめ
クレハ「あなたが自分を過小評価するからじゃないですか?」ぷんぷん
ケイト「そんなこと言われても私にはそのつもりh
クレハ「無いと言われても行動が伴っていませんが!?」
ぐさあっ!!
ケイト「あぐっ!;」ずきずき
クレハ「何が弱虫で臆病者ですか!?
そんな人があれほど行動に移せるものですか!!勇気を振り絞って奮闘できるものですか!
移せていなかったら私は死んでいたのですよ!?
だというのにまったく!一つの行動だけでそこまで!!もおっ!」
ケイト「えっと…もう3年も前のことだから;」←SAO以外では2年
クレハ「だとしても言い方というものがあるでしょう!?」
ずしっ!
ケイト「あ、あの当時だから;」
クレハ「あの当時でもいつでも変わりません!!
ケイトがケイトであることは変わらないでしょう//」ぷんっ!&ぷいっ!
ケイト「…そっか…嫌な思いさせてごめんね。気を付けるよ」ぺこり