• テキストサイズ

白い流星【ソードアート・オンライン】

第43章 お泊り・2日目





ミーの成長ビデオ鑑賞しながら朝御飯中…


シノン「生後1か月よりも前に、こんなに走れるものなの?」

ケイト「あー。最初の時はよたよたしてたんだよ。
生後5日で目が開いたばかりなのに、1週間を過ぎたあたりからよちよち歩きながらでも端から端まで移動し始めてね。

この子は活発で好奇心旺盛だから…そのあたりをくんくんと行ったり来たりしてた。
まあそのへんは床暖房だからこそだろうね^^;


私はミーが可愛くって、よしよしってずっと抱き締めて温めてたんだ。
生後1週間は体温調節がうまくいかないみたいだから。
あと排泄もうまくできるように清潔なタオル越しで促してね。

その1週間が過ぎた後でさっき言ったみたいにうろちょろと頑張って歩き続けているから
クレハが「この子の為にもちゃんと鍛えるべきです!」って言い出して…

結果、結構な運動量の持ち主になっちゃったんだよねえ…;」

クレハ「それほどではないでしょう。たかが1時間走り続けて倒れるぐらいの体力です」
『たかがじゃない;』


ケイト「家猫にしては十分過ぎるって!;まあ散歩もするけど」

クレハ「いいえ。この子の運動技能には光るものがあります!
飲み込みも早く、褒められるとすぐに覚え、瞬く間に身に付けていったじゃないですか!

見て下さい!このルンバ捌きを!」ビシッ!!

その指さした先には、ルンバの上に乗って人にぶつからないよう運転もとい操作するミーがいました。

ルンバの上にあるスイッチを巧みに、軌道を変えてからもなおぶつからないようなタイミングで押して、今も現在進行形でかわし続けています。


ケイト「そりゃそうなんだけどもねえ…;

ねえミー、どうしたい?」

ミー「み?」ぴたっ

呼びかけられたミーはルンバの停止ボタンを押し、ケイトを見つめました。


/ 1616ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp