第42章 お泊り・1日目
~おまけ・終~
・年賀状
クレハ「驚きましたね…大阪に出す分だけで10枚もあるんですね」
ケイト「うん!
この2人は中学時代に同じだった人達。
1人はスキー合宿で同じだった人で幼稚園を転園する前に同じ組だったんだ。
1人は勉強で競い合っている内にある程度話せるようになった左利きの人。
喪中を送ってくれた人も中学での同級生で、高校の模試で再会したことあるんだ。
懐かしかったなあ^^
最初の人とは18歳の時に再会して、思わずぎゅってしちゃったっけ(遠い目&微笑)
そうそう。私の中学の時のあだ名、忍者だったんだよ?」
クレハ「え!?;」
ケイト「音もなく走るからだって。
で、高校の時のあだ名は兄貴だった」
クレハ「何故に!?;」
ケイト「わかんない。
18歳以降はラスボス感がとか言われたことあるけど」
クレハ「確かに…;とんでもない力を有していますからね;」
ケイト「で、高校の時の話友達は内部生で保健室で出会ってね」
クレハ「怪我したんですか!?;」
ケイト「いや、韓国研修旅行から保健室の先生と仲良くなって写真渡しに行った時にその人がいて話し合って。
気付いたら馬も合って仲良くなってた。話友達って認識だったよ^^
今では年賀状じゃなくてラインであけおめ送る方針に変わったんだ…
自分は…勝手に4人を友達だって思ってた。でも、本人達がどう思ってるのかはわからないままだったんだ…
「友達って思ってもいいのかな」「どう思ってるのかな」って、言い出せる勇気もなかった。
一歩、踏み出す勇気を出せなかったんだ。相手の中に踏み入る勇気も出せなかった。
友達だって言っていい人かどうかわかんなかった。結婚式に呼ばれるほど付き合いが深いわけでもないからね^^;
だから…深入りできなかったから…友達だってこっちが勝手に思ってるだけで、向こうはどう思ってるんだろうなって…不安だった。
ただでさえ、後遺症の対面するだけで恐怖を抱いちゃうのがどうあっても変わらなかったから…
厄介なことに…怖くて…聞けなかったんだ。
また、拒絶されたらって…そう思えて、仕方なかったから」遠い目