第42章 お泊り・1日目
シリカ「床が露?え?;」
スグ「がたっ!)待って下さい!それって…(あの人に与えたってことじゃ!?」
クレハ「何のことですか?ただ床に零しただけですよ」がたっ←新しい器を取り出してケイトに渡す
ケイト「じゃあこの器は私が洗うk
クレハ「何を言ってるんですか!私が洗います!!念も残らないほど完膚なきまで!!!」ぎんっ!!&ずいっ!!!
ケイト「…はい;(真っ黒だ。怖い;」
キリト「…相変わらずだな」微笑
シノン「SAOでも似たことしてたの?」
キリト「ああ。変わらずに接してたよ。本質を知ってるわけじゃないからって…
死にたいって何度も思わされた相手なのにさ…俺には到底できないよ」
ケイト「あっ!年賀状書かないとだ!;ちょうどいいから住所教えて!」
『OK/了解!』
シノン「にしても、本当に甘いわね。殺そうとしてくるぐらいなんだから、殺される覚悟ぐらい要求して当然よ?」
ケイト「それは流石に無理;」
シノン「やっぱり潰しておいた方がよかったかしら…」イラッ
ケイト「ちょっとタイム!;だとしたら父親の娘の自分はどうなんの!;」
シノン「そ…それは考えてなかったわね;」
ケイト「子供が全員そうなるとは限らないって;
というか…やっぱり生まれ持った性格や環境で変わるんだと思うよ、きっと。
だから…決めつけて殺すのはやめよ?いじめと同じになっちゃう」曇り顔
シノン「……わかったわ」溜息
ケイト「私にできるのは…結局、その幸せを願うことしか出来ないんだよ。
死ぬほど憎いのは決して変わらない。絶対に。
でも…それでも、私が私でいる為に欠かせない思い出だから…
だから私は…結局、さっきのような行動を取ることを選んだんだからさ」微笑
『生来の性格でしょ/だろ』
そう声を揃えるばかりだったのですが、それにケイトは苦笑するばかりでした。
ケイトの在り方・やった行為自体はきっと甘いでしょう。されたことに対しては。
だというのに何故でしょう…
誇れるとさえ、だからこそ愛しているとさえ想えてしまうのは――