第42章 お泊り・1日目

クレハ「何故でしょうね…」

『？』


クレハ「ケイトのした行動を、あえて止めずにいました。

やろうとしていることなど、私からすれば一目瞭然だったというのに…


何故、こんなにも誇らしく感じれるのでしょうか//」

シリカ「んー」

リズベット「一言で言えば甘い！」

キリト「深く考えずに優しくできるのって素晴らしいことだよな」

アスナ「頷）ね^^

殺そうとしてきた人を、ずっと苦しめてきた人を、大切にしようなんて…滅多に出来ないよ」

ケイト「でもさ…それがあったからこそ、私は…皆に会えて、一緒にこうして居られて、ものすんごく嬉しかったから……

だから…その……

えーいもう！どっちにしろ見過ごすなんて無理！！；」
『こういう性格だから』指さし

ケイト「うぐっ；」
ミー「み♪」ごろごろ←クレハの膝から移動し、すりすりしまくってる


ケイト「殺したいほど憎んでたはずなのに…何でだろうなあ；

殴っただけで、応戦しただけで…痛かったかなって気になっちゃうんだ。
必死に怪我も打ち身もないように、軽度の脳震盪だけになるように制御した。

でもやっぱり…傷付けたことは変わらないから…
どうしたって、気にしちゃうんだよ；」

『ダメ。全然ダメ』
ケイト「何で！？；」


キリト「優し過ぎる」
シノン「甘さを通り越して馬鹿」
スグ「厳しくするのが普通ですよ」
リズベット「強く当たりなさいよ」
シリカ「気を使い過ぎです」
アスナ「殺そうとしてきた相手にぐらい強く当たらなきゃ！」
『あの叫びを忘れるな！！』

ケイト「あれは！；あれは皆が殺されるかと思ってぶちぎれただけなんだああああ！！；

昔の怒りやら何やらが、感情があった頃のそれがはちきれてどっかぁーん！！ってなって
気付いたらあんな凄い勢いで叫びまくってたんだよ！！；」
『被害者でしょ』

ケイト「でも先生に助けてって言ったわけで；チクったりとか言われたわけで；」おろおろ
『どう考えても向こうが悪い！！』


自分を大事にしなさい！！！