第42章 お泊り・1日目
まあ私はどうなろうが知ったこっちゃありませんので両手だけでなく両足も立ち上がれないようにだけではなく
壁から離れられないよう、その場所から動けないように、念入りに雁字搦めに縛り上げますが←黙々と縛り上げている人
アスナ「そうよね。確かに一人でも増えたら嫌よね」
シリカ「でも同じお仲間さんもいるんでしょう?」
スグ「二人はSAOサバイバーで理解してくれたってお兄ちゃんから聞いたけど、この人は別物だよね?
勝手に都合いいように解釈して逆恨みして殺そうとしてきたんだし」
リズベット「そもそもいじめっていう行為をして、その気付かずやった悪いこと以上の傷直々に負わせてんのに、それでもなお不幸になれって何よ?
そういう大事を常にやり続けておいて、そいつの抱える嫌とやらを飛び越えるほどのそれをやってんのに、まだやり足りないの?
そんなに人を傷付けて楽しいの?子供に見てもらえばいいのに。
悪いことやっても悪いとは思いません認めませんっていう代表として。
そんな傷を与え続けられてる中でケイトは抵抗もせず、大声をあげて反抗もやり返しもせず、必死に距離取って話しかけまいとして?
そのお陰であんたの嫌と感じた傷とやらはそれ以外はないでしょうに、その時点で気付かないもんなの?悪なんかじゃないってことに」
シリカ「早とちりして決めつけて、それでしでかしたことも正当化させたかったんでしょうね。勝手に偏見をばらまいて周囲に同意させて吹聴し続けることはどうかと思いますが」
アスナ「う~ん…
客観的に見ても、それ以上の傷を与えているって時点で「悪い」という点ではこの人は断トツだよね?」
シノン「そうね。いじめっ子とやらも、そういった本質とは向き合えなかったんでしょう。
当時のケイトは父親という障害があったし、その後も養父という障害もあったから、余計に何も感じないままになってたのかもね。
それでも助けられる人がいれば、それを見て見ぬ振りできない馬鹿な所があるけど」
シリカ「それでも気付かないってどうなんでしょう?」
スグ「ただ単純に恨みばかりが念頭に来て、主観がそれに染まっているから「その人がやったいいことの情報」とか、都合の悪いことだけは聞かない振りや認めないようにしてたのかな?」