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白い流星【ソードアート・オンライン】

第42章 お泊り・1日目





ちなみにミーはあの怒号の中でも全く動揺せず、ケイトを慰めようと必死に舐め続けていました。

子猫だからこそ、感性が鋭いからこそ本質をきちんと見抜いたのでしょうね。



クレハ「悪いことをしたと認めず、逆にされた被害者側だと喚き、いじめという行為を敢行して、障害が残るほどの傷を負わせてもなお悪いことはしてないとしらを切り、友とへらへら笑っている。
挙句の果てには自ら見えるものだけで勝手に人となりを決めつけ、ろくに聞こうともしない。耳も傾けない。

実際に環境の件を聞いていれば気付かない点やそういった行動にも納得のいくものであったとしてもです!


そんな風に自分にとって都合のいい情報だけを取り続け、都合の悪い情報は全て無視する。

そんな他を顧みないようなあなたが不幸?
存分に不幸に陥りなさい!!

あなたのような輩を、好き好んで助けよう等とは私は思いません!!!


話してくれねばわからない。それは誰しもに共通していることです。
誰にとって嫌か、それは話し合わねば伝わるわけもない。
どの行動がどうして嫌なのか、伝えようともせずワザとだと自己完結して解釈した。

ろくに情報も集めようともせず、知ろうともせず、考えようともせず、人となりを決めつけた。人を追い込み傷付け正当化し、自分は「被害者」なのだと声高に叫んだ。


気付かずにやった「他にとっての悪いこと」を指摘されずにわかる人がいますか?
いいえ、いません。いるわけがありません!

人と触れ合い、ぶつかり合い、言葉を通して伝えられてようやく相手にとっては嫌だと気付くものです。
だというのにあなた方は真意を知ろうともせず、問いただそうともせず、会話もしようともせず、わざとやったと決めつけて広めただけでしょう!!!?


あなた方がやったことは、気付かないのを棚に上げ「悪い奴」だと罵り、周囲に喚き、「被害者側なのだ」と言い張り、周囲と共に毎日人に傷を残し続けた!
周囲と共にやることで、「自分だけが悪い」のだと、「自分一人だけがおかしい」のだという固定観念をケイトに理不尽に植え付け、追い詰め続けた!!
ただストレス発散の道具にしただけでしょう!!!ケイトの父親と同じように!!」


その叫びの中、周囲は静かに聞き入ってて…頷く人も多くいました。


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