第42章 お泊り・1日目
クレハ「それ以上の不幸とも言える環境故の行動が口数が少ないことだと、悩んだり考えたりするペースが人よりも遅いなどと考えたりもしない!
環境を打ち明けられてもなお耳を傾けない!あまつさえ嘘つき呼ばわりして好きに解釈して平然と何事もなかったかのように笑い続ける!!
気付けない要因を知ろうともせず、好きに勝手に解釈して他にまで共感を強要して、こいつは「加害者」なのだとケイトを祭り立てて、自分にとって都合のいい情報だけを今もなお周囲に広めて、今もなお故意に傷付け続けようとしている!!
人を傷付け、幸福であるかのように笑い、喜び、一体何様のつもりですか!!!
人の心を殺し、無にし、破壊してもなお飽き足らず、自分の方が不幸だというのはどの口が言っているんですか?
目先の情報しか見ようとせず、都合のいい解釈しかしないあなた方など、見たくもありません!!!
私は飛龍の神に誓います。私は今後二度と大阪になど行きません。
はっきり言って嫌いです。
ケイト、あなたが受け継いだ土地も売り飛ばしていいですか?」
ケイト「うん。いいよ。ろくな思い出ないもん。一生行きたくない。
西除川の蛍はちょっとだけ残念だけど」
クレハ「それに関しては昆虫の森で行けば見れますよ。6月頃に一度行ったでしょう?」
ケイト「うん^^とっても綺麗だった//」
クレハ「他に未練はありませんか?」
ケイト「ううん。まったくないよ」
クレハ「わかりました」微笑
そう笑いながら撫でると、ケイトはそっと頬へ顔を寄せてきました。
やっと泣き止んでくれたようで、少しだけ安心しました。
私が一番、何よりも危惧していたのは…いじめっ子との再会で、再び心を壊されることでしたから。
クレハ「…今回の件を通して、大阪が堂々の犯罪発生率トップの理由がよくわかりました。
そのような考え方やせっかちで早とちりな人達がさぞかし多いのでしょうね。
全員ではないことは重々承知の上です。
一度母と旅行で観光した時、親身にして下さった方も居ました。
例えば大阪のおばちゃんや駅員さんなど(微笑&遠い目)
だから、そうでない心温かな人もいることも知っています。
それでも…」