第42章 お泊り・1日目
戸に目前まで近寄るまでの間、後ろでは騒がしくしていました。
ケイト「もしや噴火の前触れか!?」
シノン「ここすぐ近くでしょ!?;」
リズベット「なんですって!?;」
シリカ「噴火なんてしたら大変なことに!;」
アスナ「大丈夫よ!落ち着いて玄関まで行きましょう!?」
スグ「えっと確か玄関はこっちで;」おろおろ
テロップ『盛り上がってきた!』
キリト「おいコラテロップ!;」
クレハ(もう何も言うまい…)遠い目
ミー「み?(首傾」?
しかし扉へ歩み寄った所
不意にその扉が開けようとするまでもなく開き、中から手が伸びてきた。
次の瞬間、私は腕を首に回されて道場まで引きずられました。
どたどた
しーん
ケイト「って待てこらああああ!!
泥棒強盗犯めええええ!!」だっ!!
『やっぱり人じゃんか!!;』←周囲からのツッコミ
そう叫びながら走って近寄ってくるのを感じる中、首を絞められた。
手には使われなくなった包丁を持っており、刃は潰れているとはいえ致命傷を負わせられない程度のものではありませんでした。
当時の私は急なことに頭が回らず、その手から逃れようとするばかりでした。
ですが、息ができずに意識が遠のいて頭がズキズキと痛んできた瞬間
どごぉっ!!!!
とんでもない音が響き渡りました。
気付けば目の前にいたはずの男性はおらず、道場の壁へと吹き飛んでいたのです。
クレハ「げほっ。ごほっ」
ケイト「クレハ!大丈夫か!?咄嗟に跳び蹴りしたけd
ミー「ふー!!!!」
「邪魔だこの!!」ぶんっ!
がしっ!!!
ケイト「何しようとしてくれてんだ?てめえ」黒睨
((((やくざモード発動!!?;))))←周囲の人の心理
冷たい床は嫌うはずのミーがひた走り、男性とケイトの間に立って全身の毛を逆立てて威嚇した。
それに対して男性が蹴飛ばそうとした瞬間、ケイトが身をかがめて姿勢を低くし、足を掴んで止めていました。