第42章 お泊り・1日目
ミー「みー♪」
ケイト「あったかかったか。よかったよかった^^」なでなで
ミー「み」すりすり←洗ってくれてありがとうという意(感謝の気持ちを伝えようとしている)
ケイト(シャワー場、一応シャワーが6つあるけど髪の毛長い人達に譲って良かったなあ。やっぱり洗い切るのに時間かかってたし。
ミーが大人しく一緒にシャワー場の中央で待っててくれてよかった。
そりゃ寒かったけどすぐクレハが気付いてくれておいでおいでしてくれたし。結果一緒に洗うことになったし。
でもそのお陰でお風呂は100秒しかもたないはずがここまで延びたんだよなあ♪」
リズベット「100秒しかもたないって…;」
シリカ「子供みたいですね;」
シノン「というより、途中から声に出てるわよ?」
ケイト「!!(ガーン!!;)
ぐすっ…子供;」半泣
クレハ「よしよし」なでなで
ミー「み」ぺろぺろ←慰めているつもり
ショックを受けて半泣きになるケイトを慰めにかかりました。
クレハ「まあ…私も体温が高い方なので似たようなものですし、そんなに気にするほどのことでもありませんよ」微笑
スグ「そうそう。私は可愛いと思いますよ?^^」
アスナ「あ。そろそろ言わないと!
キリトくーん!お風呂あがったよー!!」
キリト「!ああ!ありがとう!!俺もそろそろ入るよ!」がたっ←立ち上がる
そんな折、がたんと何かが揺れる音がした。
リズベット「?キリト?」
キリト「いや、俺は何もしてないぞ?」←客間の扉から顔を出す
クレハ「階段裏にある物入れからですね」
『物入れ?』
ケイト「物置みたいな使わないものを収納しておく場所。
(歴史的価値のあるものは全部、厳重な防犯設備が整った洋風屋敷の方にあるから大丈夫だけどもちょっぴり不安だなあ」
『なるほど』
アスナ「ってえ!?もしかして泥棒!?」どきっ!
スグ「外では凄い風だし猛吹雪だから!?」
リズベット「勝手に無断で入られたの!?」
シリカ「武家屋敷みたいな佇まいで4mの塀なのに!?」
シノン「可能性は0じゃないってことね」
ケイト「今日客の予定キリト達以外ないよ!?」
クレハ「いえ。ただ荷物が崩れただけの可能性もありますし」
そう話しながら扉へ歩み寄った所
不意にその扉が開けようとするまでもなく開き、中から手が伸びてきた。