第42章 お泊り・1日目
その頃のキリト↓
しーん
キリト「…テレビとヒーターでも付けるか」
そう言いながら付けた後、黙々と問題集と向き合っていました。
床暖房の床に座り、8人で囲めるほどの広い机の上に問題集と教科書を広げ、解くコツが書かれたLINEも手に問題を次々に片付けていった。
無論、女性が上がった後で風呂に入るわけなのだが…それはまた後の話だ。
その頃の女性達↓
クレハ「ちなみにお金をだまし取ろうとされた件については小学6年生の時です」
シノン「随分とひどいトラウマね;
何で顔に付着するのが苦手なのかは未だに謎だけど」
アスナ「水泳の時に何かされたのかな?」
スグ「うーん…」
リズベット「でもそれだったら水泳ができるわけがないでしょ?」
シノン「嫌悪感を恐怖と結び付けてフラッシュバックを起こしているのかもしれないわね。
私もそうだったわ。節足動物が嫌いよ、ムカデが特に」
『わかる』
スグ「あのー…(挙手)
思い出すのも辛そうですしやめません?;」←震えているケイトを指さす
リズベット「そうね。やめやめ!」
シリカ「見て下さい!とんでもない広さですよ!!?」
クレハ「シャワーとお風呂は各々脱衣所と全く同じ広さですので、全員でいっぺんに入っても余裕があるでしょうね」微笑
リズベット「よぉし!いっちばーん!」だだだっ
『ってダメダメダメええええ!!!』『体洗ってから!!!!』
リズベットが突如として走り出し、風呂へダイブを敢行しようとした瞬間
私達は一致団結して止めにかかりました。
シノン「それにしても…胸でかいわね。どうしたらそうなるの?」
ケイト「い、いや…そんなにはでかくないし。
殴られたからかな?」じめじめ
シノン「そこから離れなさい。そういうことをする人はここにはいないでしょ?」
ケイト「うん…そうだね!ありがとう、シノン!^^」
シノン「どう致しまして」微笑
ケイト「お礼に背中流すよ!」
クレハ「では私がケイトの背中を」
アスナ「じゃあ私がクレハさんの背中を」
スグ「じゃあ私がアスナさんの背中を」
シリカ「じゃあ私はリーファさんの背中を!」
リズベット「じゃあ私はシリカの背中ね!」
シノン「……わかったわ。リズベットの背中を流す」
こうして気付けば背中洗い流しっこが始まりました。