第42章 お泊り・1日目
建物内へ入ってからさらに内へ入ると、2階の吹き抜けがあります。
リズベット「うっわぁー!すっごい!2階まで吹き抜けなの?」
クレハ「ええ」
シリカ「寒くないんですか?」
クレハ「明るいのですが冬はやはり寒いですね。
台所や客間は床暖房が効いているので大丈夫ですよ」
『おおー!』
その後、食べ物を暖め直してから食べてもらい、最後の締めとしてケイトに麺をあげてもらいました。
シリカ「んー!リアルでもVRでも変わりませんね><//」舌鼓
リズベット「ホントよ。どうやって出してんだか」ずるずる←夢中
シノン「確かに興味深いわね。教えてもらえない?」
ケイト「水を多めに入れてから、そこに味の素5振り、味塩2振り、塩をスプーンですくって左右にぱらぱら。
煮立って泡だらけになってから乾燥麺を入れて、箸を広げた状態で深く潜らせる。
そして下から上へ掬い上げつつ上から下へ掬って、それから左右へ揺する。
というのをずっとやり続けていれば麺同士の絡み合いも引っ付きもなくできるよ。
あげるタイミングは混ぜるのをやめてから麺が鍋の縁よりも泡と共に上がってきた時。
熱を弱めちゃダメだよ。以上」
シノン「へえ。でもそれって編み出すのに何年かかったの?」
ケイト「2年程度かな。頑張ってたらいつの間にかコツ掴んでた」
シノン「随分と研究したのね。
のどごしがつるつるだし、噛むと新鮮な身のようにプルプルしてるし」
クレハ「はあ//ケイト、嫁に来て下さい」
ケイト「もう来てます//」目を伏せる←恥ずかしそう
キリト「でもミーってまだミルクなんだな」
アスナ「まだ子猫だもんね」
ミー「みー!」←ケイトを見てご飯要求
ケイト「でも生後3週目からカナガンの離乳食をあげてるんだ。
まずミルクを飲ませてからの方がいいかなって思ってね。
ヘリの中からふやけさせてちょうど1時間経ったんだ。で、今ふやけたのを軽く暖めた所。
ミー、待て」
ミー「み」お座り
そう言われた瞬間、ミーは大人しくご飯を前に待ちました。
それからは予想通り、ミーの芸の見せ場が始まってしまいました。