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白い流星【ソードアート・オンライン】

第41章 冬での一時





ミニガン使いが遮蔽としていた壁ごと、全て焼け野原とした。

そんな光景を前に、私は震えながらシノンの言葉を思い返すばかりだった。



シノン『設計図と共に光線拳銃がGMに送られてきたのよ。
名前は匿名で、「生かすも殺すも己次第だ」って言葉だけがあったそうなの。

一度試しに撃ってみたらしいんだけど、たった一発だけでもあまりに高威力だったから使えると判断して複製していったのよね。
で、大量に売り出すことになったんだけど結果は見ての通り赤字。

それも当然。使いこなせる人がいなければ買い手がつくわけないからね』お手上げ


ケイト(お前こら!
作ったのお前だろ!!?;ヒースクリフだろおお!!!!?;

醤油ラーメンが美味しかったからってか!?;
そのお礼に作ってみましたとかってか!?;


そもそも気功使えなきゃ扱えない大砲じゃんかあああ!!!;
私以外に使いこなせる奴がいるわけないだろおおおおおお!!!;

腰落として重心低くして気功を武器に伝わせて一体化して自在に扱う云々かんぬんの技術を私が教えたのは攻略組の奴等だけだろ!!;
試さなきゃわかんないぞこんなのっ!!!;

無茶ぶりにもほどがあんだろおおおおおおおおおおっ!!!!!;)

テロップ『ケイトは混乱しながらヒースクリフにツッコんだ!!

しかしヒースクリフは居なかった!』


使ってみた感想…威力による驚きに包まれるよりもひたすらツッコむばかりでした。



その後はあまりの一方的過ぎる有様に、「勝ち目ないじゃんか」という空気が駄々漏れになりながらも、対戦を申し込む人達を一掃しまくることに追われるばかりだった。

そして途中からつまんなくなったから、シノンをALOに誘って近距離に迫った時用に槍を教えることにした。


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