第41章 冬での一時
ALOでそれってことは、GGOでも凄いんじゃないのか?
そんな意見が横行している中、是非対戦したいという猛者が現れた。
その戦いについては激戦を通り越してあまりに一方的過ぎるというか、予想通りというか…えげつなかった。
走りながらマシンガンの銃弾を避け続け、短剣を使わずに走り続けて瞬く間に5m以内に近付いていき、それから相手の上空へと跳躍した。
「空中なら避けられねえだろ!!」発砲連射
だだだだだだだだだだ!!
どんっ!!
銃弾が間近に迫った瞬間、右腰のホルスターに手を伸ばして抜くと同時に自身の後ろへ撃って加速した。
「なっ…バカな!
あの銃は…光学拳銃!?;」
そう叫んでいる瞬間にも空中を光学拳銃を撃って加速しながら迫ってて、その距離は僅か敵の上空30cm。
何を思ったか銃を上へ放り投げながら、両腰から双短剣を抜いた。その意図はすぐにわかったわ。
ただ、その時にグレネードも銃より高く放り投げていることに気付かなかった。
テロップ『ここで6秒経過』
向けられそうになる銃口を右短剣で上へ払った直後に敵の右腕前腕部を貫き、敵の左腕へ向けて左短剣で貫いて地面へ縫い留めるよう刺した。
その柄の上、すなわち敵の顔面の真上へと着地する。
空中から降ってくる銃を取って顔面へ照準を合わせた瞬間、引金を引く。
その反動を流さずに受けることで勢いよく身体がその場から離れるように飛んでいくようにしつつ、短剣を抜きながら跳躍で10m程離れた。
それと入れ違いにグレネードが落ちていき、ちょうど短剣を振って腰に差した瞬間
グレネードは爆発を巻き起こして、相手がDead表示となった。
ケイト「念の為にグレネードを発動させてたんだが…無駄になっちゃったな、一発だけ」←500ほど買ってる人、1386ページ参照
瞬く間、正確に言うと11秒で決着が付いた。
次の挑戦したいと言う相手は複数人数で、15人もいた。
しかもケイトが了承したわけで…一体どうやって倒すつもりかしら;
まさか…100調整で!?;←大当り