第41章 冬での一時
ケイト「あ!空中に跳んだ後で狙った場所へ着地する時にも有用だよ!
反動を逆に利用しちゃえばいいんだ!^^」
ずががぁん!!!!!
シノン「そ…そんなっ!;非常識な」たらたら
キリト「これ以上常識を破壊するなって;」あわあわ
ケイト「試さない人ばかりだったからお蔵入りになりかけてるだけでしょ?
なら逆を言うと、別の用途で試せば変わるかもしれないじゃん。
SAOでも同じ感じだったし」
キリト「それはまあ…そうなんだけどな;ははっ」←苦笑するしかない
ケイト「できるまでやれば問題ないよ!
実際、できないままだったら私死んでたし」遠い眼
キリト「育った環境が環境だっただけにな^^;」ただただ苦笑
シノン「確かに…聞いたけど…;」唖然←未だそれだけで流せず、釈然としない人
キリト「それはその…あいつはコロンブスの卵の量産版と言いますか…;」おずおず
シノン「どんな人よ!?;」
ケイト「できるようにならなきゃ死んでたから」きっぱり
シノン「うん。それはさっきも聞いたけど…;
あざができる前に咄嗟に反射的に受け身を取ってって…;」
ケイト「私の父親、うまい具合に揉み消すんだよ?
正月の次の日にある親戚通しの集まりの時だって堂々と見えないようにやるし、やめてって叫んで叫び続けて
やっと現れた時になって何事もなかったかのように2階に上がっていくし。
それで小4年の時に先生に相談した時だって子供の嘘だとか夢だとかって言いくるめて、あざだって残ってないでしょう?って言うばかり。
よくもばらそうとしたなって余計後でどかばきされてきた。
で、その時にあざ残したら起こられるし、必死に神経を尖らせて反射的に受け身取るしかなかった。お陰で要所要所で素早く動けるようになったけどさ。
その当時いじめられてたから余計にきつくって…あはは^^;」
シノン「あははじゃない(怒&低い声)
とんだくそね」
ケイト「怖いよ…;それを教えた時のクレハみたい;」
シノン「誰でも怒るわよ」イラッ