第41章 冬での一時
ケイト「さっき言ったように、私が生み出した「内気功の応用技術」。
内気功については略←1159ページ参照。
その二つ目のを応用したんだ」
キリト「全身の気の流れを支配して増幅させたり圧縮させたりする技術を?」
ケイト「うん。
それを武器に伝わせると、腕や手の延長のように感じることに気付いた。
つまりは「感覚の延長」だよ。気功を応用させた超高等技術だけどね。
銃に感覚を伝わせて、一つとなる感覚。
自分の中にある温かい気を送り込みながら一体になるイメージ。
そして一緒に前を見るんだ。真っ直ぐに標的に向かうよう、意識まで一つになって放つ!」
シノン「…ごめんなさい。あまりよくわからないわ;感覚派だということぐらいしか…」
ケイト「普通の体勢かつ2丁光線拳銃で、連続で40発同時に撃てるかチャレンジしてみるね!」
シノン「え、ええ。
ま、まあ…ケイトのことだから大丈夫なんでしょうね」←なんか色々と折り合い付ける為に考えることを諦めた
だだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだんっ!!!!!(40連射)
ケイト「よしっ!全部ど真ん中!」ぐっ!
キリト「えげつないな…;」汗&腕組←表情が引きつっている
シノン「でも…それで連射ができたとしても戦闘では使えないわよ?」
ケイト「あー、そうだね。撃ってる間はその場所から動けないから、そこ狙われれば大変だ。
反動だって強いし、足をクッションにして和らげてても結構な衝撃だったし。
前後で同じベクトルとして交差するようしても耐え切れず潰れるね」
シノン「そりゃそうよ。そういう意味でも使用者を潰すって文句が付いたぐらいなんだから。
STR全振りでも反動が残る上、踏ん張っていても後ろへ体が流されるんだから」
ケイト「大丈夫。銃口を後ろに向ければより前へ加速可能だ!」ぐっ!&キラン
ずがぁん!!!←シノンの常識を破壊する音
シノン「そ…そんな手が?」汗
キリト「来たな!」汗&構え
キリトの言っている意味と、身構える意味が解らなかった。
でも…後になって嫌というほどわかったわ;
確かに非常識過ぎるというか…
考えが柔軟過ぎて盲点を突き過ぎるというか…
まさに、「常識クラッシャー」ね;
テロップ『シノンはケイトの通り名の意味を理解した!』