第41章 冬での一時
シノン「あの…一つだけ聞いてもいい?」
ケイト「?何?」
シノン「そんなにグレネードを買ってどうするの?」眉ひそめ
ケイト「ふふっ。なーいしょっ^^♪」人差し指を口に当てる
キリト「何か考えがあるんだろ。
予め言っておくけど、あいつは常識にとらわれないとんでもない応用をしてくるから。
あんまり驚き過ぎないようにな?」
シノン「え、ええ…一応心に留めておくわ」
それが枠を遥かに飛び越えてるものだなんて、当時は思いもよらなかったわ。
まあ、普段の行動からある程度は予測ついていたけれど。
どれだけ普通という枠を飛び越えてくるかという意味でね。
シノン「じゃあ銃はどうする?少なくとも持ってた方がいいわよ?
キリトから聴いたように、そのまま二本を同時に使うのもありかもだけど
やっぱりここに来たからには銃を使う経験もしてた方がいいと思うわ。個人的にだけど」
ケイト「わかった!じゃあ一番軽くて扱いやすい奴頼むよ、光学銃かな?」
シノン「!へえ…ちゃんと下調べしてるのね」
ケイト「そりゃ迷惑かけるのもあれだし^^;
それに…情報集めは自分ででもできることだから、二人への負担を極力減らしたかったし」
シノン「キリトよりも大分と気を使う人なのね。
あいつと来たら師匠とは大違いで、ぜんっぜんっ知らない初心者のように振る舞ってきてねえ」ちらっ&黒にや
キリト「う…えっと…;」たらたら
シノン「あーあー、女性の風貌利用されるなんて思いもしなかったわよねえ。下着まで見られたし」溜息
ケイト「ええ!!!??;」固
キリト「いや!;それは違うくてだな!;
そういうつもりじゃなかったんだ!;成り行きでたまたま;」
ケイト「あ、アスナに報告を」おろおろ←混乱している
キリト「すみませんでした!!!;お願いだから許して下さい!!;」半泣&土下座
シノン「さあ?どうしよう?」じとー
何とか報告するのを必死に止めつつ土下座をしてくるキリトに
私はどうしたものか悩みながら両腕を組んだ。