第41章 冬での一時
シノン「通りでキリトがアホみたいなことばかりやると思ったわ;」溜息
ケイト「うぐっ;」
キリト「そ、それは単に使い慣れてる方がって意味でだぞ?;」
常識破り、常識クラッシャー
常識外れなことをし出し、本来なら成し得ないことを軽々とやってのけることからそう呼ばれていると聞いていた。
と言っても、それは単に噂なのだけれど…実際にそれで精神的に助けられたって人も多くいるのは知ってるわけだし(腕組)
そう伝えると、安心したように一息つかれた。
シノン「それにしてもSaiverなんてヘンテコな名前ね」
ケイト「ぐさっ!!)!;」黒
キリト「…ケイト?;」
ケイト「…それ、SAOでも言われた;」わなわな
シノン「一応経緯については知ってるわよ?
でもサイバーって読む人もいるし、セイバーって読み方なのはわかる人にはわかるけど」
ケイト「レヴィアスじゃ既にあるし、でもセイバーって言ったら救世主で…つい衝動的にこれだあああってOK押しちゃって、それで削除するには時間がかかっちゃうし…
少なくとも、1時のサービス開始と同時に入りたかったし、せっかく作ったんだし大事にしたかったから…もうこのままでいいやって……
「ヘンテコな名前だな(訝し気」
「サイバー?サイコ的な?(苦笑」
と、料理を売ってる際にたくさん、出会った人達から山ほど言われました;」ずうううううん&じめじめ
キリト&シノン『…ドンマイ;』ぽんっ!←肩に手を置く
キリト「俺と出会った時にPT組んで、セイバーって読んだらいきなり叫び出して突っ伏すぐらい恥ずかしがってたもんな」苦笑
シノン「それほどゲームを始めたかったのね。
まあ…世界初のVRMMOだから一番乗りしたいという気持ちはわからないでもないけれど」
それから後、お金がないとのことで稼ぐ旨を伝えられた。
言ってくれれば貸すのに、あのバカ(キリト)はとんでもないことをしでかした場所へとケイトを引っ張りこんでいった。