第40章 窮地
・お爺様の逃亡理由
健康診断を拒否するという行動の理由、それを尋ねてみた所、意外なことが判明した。
1949年4月1日、20歳の頃に「健康診断とは手術だ!」とお爺様の祖父から教わったらしい。
その当時、真に受けたお爺様はそれまでずっと「日本男児たるもの初志貫徹」などと2025年12月14日まで貫き続けていたそうだ。
身体もより頑強に鍛え上げ、私と同じ体重83kg(満腹状態)になるまで筋肉も鍛え
より高度な動きを続けられるように骨格までガッチリと修業に修業を重ねたそうだ。
私の体格は知っての通り、作者プロフィールのホームページにある片手逆立ちの写真と同じだ。
お爺様のその体格と同じで、私よりも10cmだけ高い173cmだった。
しかし病気には一度もかかったことはなく、その日以降より徹底されたようで診ようにも逃げられるため機会がなかった。
結果…心配した周囲によって行動に移されたのだが;
それが大騒動の発端となり、とんでもないことになった。
ケイト「クレハ、散歩コースにあの本がたくさんある場所に行こうよ!
例の地下の治療院!(665ページ参照)
ミーは好奇心旺盛だし、興味持ってくれると思うんだ^^♪」
クレハ「ふふっ。いいですよ(微笑)
ここからだと池にかかってある橋を通ると早いですね。では渡りますよ?」
ケイト「うん!」
それから程なくして、クラインが橋を走って渡ってきてそれに慌てふためいたミーが落ちた。
クラインは謝っていたが、それよりも溺れるだろうから素早く飛び込んで持ち上げた。水も飲んでないようで安心した。
ただ、ミズゴケが結構あったから足を滑らせやすくて、クレハに手伝ってもらいながら橋に上がってすぐお風呂に直行した。
私とクレハとミーの三人で。
ちなみにミーについては私達にとって「小さな子供」のように想っています。
その当時、たまたまお爺様がそこ(治療院)に逃げ込んだらしく
しかし地下とは言えど、万一見つかって言及された場合すぐ逃げられるようにいくつも隠し通路がある為
それをより熟知しているお爺様に逆に利用されて、易々と何度もかわされ続けたそうです。