第40章 窮地
シノン「別に謝らなくていいわよ、そのくらい。
第一、あなたの方が年上じゃない」
ケイト「いや!謝るべき時はきちんと謝る!
ただ、気付かない時もあるからその時は遠慮なく言ってください!!」きっぱり
シノン「随分と大人らしくない大人ね;」
ケイト「大人だからって棚上げはやなんです!誰でもミスする時はある!要は繰り返さないこと!」ぐっ!!
シノン「…この人、いつもこうなの?」
クレハ「頷)こういう人なんです」
ケイト「第一、誰だってミスする時あるのに一人だけに言及するのは間違ってると思うんだよね!
責任は誰しも平等にあるのに一人に押し付けんなよ!
目の前の見えるものだけに固執してるから差別なんて生まれるんだよ!育ちの環境で誰もが違うのに自分を基準にして押し付けてさ!
人は強欲だ!欠けてるものがあると感じれば勝手に判断して噂流して、悪い奴だって価値観を周囲の人達にまで押し付ける!
それに巻き込まれる側の気持ち考えろや!それで勝手に判断されるこっちとしてはたまったもんじゃねえわ!!
大!迷惑だあああああ!!がああああ!!!」←背後に炎
シノン「これは…何?」汗
クレハ「ただの愚痴です。でも真理はついているので、今後の人生の参考にでもなればと思います」
シノン「…そうね。人って勝手だものね」俯&溜息
ケイト「そうだよ!される側の気持ち考えずにやるくせ、逆に同じことされれば怒るじゃん!
人によって考え方が違うからバラバラだし、誰もが持ってる常識だって違う。意見を統一して欲しいよね!」腕組&ぷんぷん
シノン「くす)本当にね^^
そうなれば合わせやすいのにね」
ケイト「でもやっぱり人によって違うからこそ相性があるだよねえ。
そりゃ合わなくって一緒にいるだけで不快になる人もいるけど、お陰でばっちり合う人だっているからさあ」
シノン「ふふっ、一体どっちなのよ」微笑&ぺち
ケイト「本当にそうだよ!
でもまあ…今後は一人で抱え込まなくていいからね!
旅は道ずれ世は情け!」
シノン「え?…本当に、いいの?」
ケイト「あたぼうよ!!b」ぐっ!