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白い流星【ソードアート・オンライン】

第40章 窮地





ケイト「そんな頭下げんでも…;」
専属医『では早速!』

ケイト「頑張ってねー」
専属医『はい!!』

ぷちっ(電話切断)

そんなやり取りの後、水着姿で振り向き美人と評される画像が専属医の手によってお爺様もろとも周囲に見られ


『おおおおおおおおおおお!!!!!//////』
爺「クレハあああああああああああアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」

テロップ『男達の精神に痛恨の一撃!!』

無事、お爺様にとって「人生初の健康診断」を終えたそうです。



というか…本当に虫歯にも病気にもかかったことが無かったのですね;

診断録(カルテ)を専属医から見せられた時、本当に驚きました。

見た目からしか診断できないとはいえ一応はやっていたようで…


ただ、やはり97歳にもなると元気だから受けなくていいということにもできず
心配ということで強硬手段を度々取っていたのですが、今度こそはと決めていたそうです。

今はまだ96歳なのですが、もう直に97歳になるから余計だったのでしょう。
追い掛ける全員が揃いも揃って血眼でしたし…;


簡単に周囲を纏めて屠っている時点で健康なのは重々承知の上なのですが、やはりどうにも心配になったようで…

まあ、健康診断の結果「肉体年齢は18歳以下」とまで言われるほどの健康体だったようです。
ああ、肺の機能とかそういう臓器や血管の機能で、脳年齢については30代前半でした。

健康診断も受けられるのならいっそと盛りに盛ったそうです。


ただ…当のお爺様は私の写真にメロメロで増やされていることに気付かなかったそうですが;(じと目)←心中情けなくも感じている人(半ば呆れている)



後に…家に帰ってから散々迷惑をかけた罪として、お爺様とは三日ほど口を聞きませんでした。


そして印刷物のもとであるデータを提供したケイトには鉄拳制裁を与えました。

本人に無断で個人の写真を与える人がいますか!!(ぷりぷり)←せめて一言言って欲しかった人



朝7時から始まったお爺様の逃走劇&周囲の追走劇は、晩8時をもって終わりを告げました。

ちなみに追走劇に参加しなかった私直属のメイド達(数人)は変わりなく、平和な一日を過ごしていたようです。


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