第39章 親になる前に
~余談・続~
・老後?;
ケイト「愛しい大好き♪ミーミー」
ミー&ケイト『ミー♪』
ケイト「愛してる大好き♪ミーミー」
ミー&ケイト『ミー♪』
ケイト「あんよは御上手?♪ミーミー」
ミー&ケイト『ミー♪』
身体を一緒に左右へゆらゆらと共に揺らしながらタイミングよくミーが一声鳴く中
ケイトは上機嫌にかつ嬉しそうに撫でまわしながら褒め続けていました。
ケイト「ナイスタイミング♪
流石ミー!偉いぞおおお^^♪」なでなで
ミー「みゃー♪」
上機嫌に口元を緩めて笑うという表情ができるようになったのはつい最近。
それをしながらにこやかに鳴いていました。
ここに来たばかりの時はミーとしか鳴けなかったのに…
感情の起伏を現わす鳴き声もまた増えていきました。
昔の家を改築したものということもあって、2階建てではあるものの
床暖房があるのは1階のリビングだけなので、そこを生活の拠点とすることになりました。
お婆様が嫁入りに来てから、洋風の3階建てのお屋敷が別に建てられたこともあり
昔の家ということで保存してましたが、あまりに古くなってきたため念の為に改築し、その際に床暖房を取り入れたそうです。
結果として助かったのですが…
やはり、縁側に近い場所で日向ぼっこをしながらのあのやり取りは一見すると……
クレハ「老後?;」
ケイト「ミーミー」
ミー&ケイト『ミー♪』
思わず呟く中、ケイトとミーは楽しそうに鳴くばかりでした。
私はそれに猫じゃらしで介入し、それにミーが付いていくように促すことで、引き裂くようにこちらへ招くと
『私を置いて行かないでええええ;;』と必死にミーを引き留めようとするケイトに対して思わず可愛く感じ、嗜虐心を煽られました。
こんな感じで、穏やかな日々を子猫のミーと共に過ごしていたのですが、流石にVRMMOに入っている間はミーの面倒は見れません。
その為、VRMMOをやる場合においてどうするかについて相談し合いました。
結果、基本は私とケイトで代わり代わり入って面倒を見て
メイドに余裕がある場合に限り、お爺様が過ごしている洋風の屋敷から
隣の日本家屋にあたるこちらまでメイドに来てもらい、ミーの面倒を一時的に見てもらうということで落ち着きました。