第39章 親になる前に
~おまけ~
・問題ごとが起きた場合
アスナ「ケイトちゃん、ガツンと言ってやって!!」ビシッ!!(腰に左手を当てつつ右手の人差し指で差す)←ご立腹中
ケイト「おう!任せとけ!!」すたすた
「びくっ!!)!!」
『ごくり』
しーん
ケイト「すぅー!!」
「!」ばっ!!←目を瞑る
ケイト「ガツン!!!」
しーーーーーーん
『…っ』ぷるぷる
キリト「ぶふーっ!!
確かにガツンだけど!!確かにガツンだけど違う!
あっはっはっはっはっ!!!^^」腹抱&机叩
ケイト「ん?」
アスナ「ちょっと…ケイトちゃん、そこは意味が違うからね?;」
ケイト「あれ?」きょとん
クレハ「ケイト…そこはガツンときつい言葉を投げかけるものですよ?;」
ケイト「…あ!;」←今気付いた
どこかずれるんです、ケイトは…;
・子猫を拾った
11月下旬、ざざぶりの雨の日に家の前に生まれたばかりの子猫が捨てられていました。
気付いた頃には雨に打たれていたようで震えており、思わずそのまま家に飛び込んでいきました。
赤外線ヒーターを付けて部屋を暖めた後
まずはお風呂で身体を洗いながら温めていき、最後はドライヤーで毛を乾かし切った。
それから毛布にくるまった状態でケイトが直々に抱き締めたまま夜も超えて暖め続けていました。
ケイト「何か注射器ない?この子の舌ちっさい。というかまだ震えてる!」
クレハ「わかりました。未使用の注射器をもらってきます。
ミルク暖めて入れておきますね!」
ケイト「ありがとう!」
そして器に入れた牛乳を鍋で暖めてから、氷の張った水の中に鍋の中に水が入らないように入れることで
アツアツの牛乳を人肌より少し高めの38度になるまで冷やしてから注射器で吸い、子猫の口先まで注射器の先を運んで飲ませていきました。
舌でチロチロと必死に舐める様子があまりに可愛く、見つけた当初こそ弱っていたものの「生きようとする姿勢」が見えて安心しました。
子猫「ミー」
牛乳の臭いを嗅いだからか、飲む前に何度も鳴き続けてせかしていましたが
飲み終えてからも満足と言いたげに一声鳴きました。
ですがまだプルプルと震えており、油断はできなさそうです。
結果、その日は夜通し私がケイトを、ケイトが子猫を暖め続けることとなりました。