第39章 親になる前に
アスナ母「答えになってないわね…そうだとしても、それが社会で何の役に立つの?」
ケイト「人の命を救うということは簡単ではない。その意味は、よくわかっているでしょう?
人生の中で誰かを救うということ、救われるということ…そんなことはそうはない。
実際、私は20歳まで誰にも助けてはもらえませんでしたよ。
それまで、一度として救われたことなどありませんでした」きっぱり
アスナ「その…もっと柔らかく話せない?^^;(おずおず&そわそわ)
ほら、私達と話す時みたいに」←落ち着かない人
ケイト「ごめん、アスナ…
悪いけど…私にとっては初対面だから、そうすぐには無理だ」
アスナ「…そっか」俯
ケイト「お詫びと言ってはなんだけど…手っ取り早くSAOにおける2年間の様子をお教えしましょう。
アスナのめくりめく731日の乙女プロファイルDVDを用意しました!」
アスナ「ひっ!?;」青ざめ
アスナ母「あら、そんなのがあるの?」
ケイト「是非アスナのお母様もご覧になっておくんなs
アスナ「じゃないでしょおおおおおおおおおおおお!!!!!;」ばっ!!
がしっ!!
どったぁん!!!
アスナ母「!!アスナ!(がたっ!!」
ケイト「365日×2+1!何とDVD1枚にまとめております!さて普通ならばDVDの値段を追求する所をただ!タダでお譲りいたしましょう!!」
アスナ「商談じゃないんだからそういう風に言わないの!!」
ケイト「いやいやこういう風に言った方が盛り上がるでしょう?」
アスナ「誰も盛り上がらわないわよ!!;そんなノリノリな人がいるわけないでしょうこの家に!!;」
ケイト「いやいやいなくとも空気だけは盛り上がるとも!」
アスナ「絶対!ないから!!」
ぎゃーぎゃー!!
アスナ母「……」ぽかーん
あんな顔をするアスナ…初めて見たかもしれない。
あんなにも生き生きとして…楽しそうな顔は、久しく見てない気がするわね。