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白い流星【ソードアート・オンライン】

第39章 親になる前に





2025年11月9日(日)AM8:50


クレハ「いよいよですね」

ケイト「うん。会談は9時からだ」

クレハ「ではここで」

ケイト「ああ。行ってきます」微笑


9時からとの話だったが、10分前についてしまった。

でも、結果としてはよかったようだ。



アスナ「いらっしゃい!あがって」微笑

ケイト「お邪魔します」一礼

さっ

尻を向けないよう注意しながら、壁に尻を向けた後で左手を伸ばして靴を取りかかとを下駄箱へ向けながら玄関端へ寄せた。


アスナ母(礼儀はちゃんとしているようね)じー

アスナ「こっちよ」

そう台所の机へと案内してくれた。


ケイト「始めまして。ケイトと申します。

アスナさんには常日頃から世話になっておりまして」ぺこり

アスナ母「堅苦しい挨拶は抜きにしましょう。

SAOでのことを聞く為に呼んだだけだから」

ケイト「わかりました。若輩者ではありますが参考になれば幸いです」ぺこり

『こちらは手土産です。お好きとお聞きしましたので』

そう言いながら土産の包みを出して手渡すと、驚いたような顔をされた。


アスナ母「驚いたわね…とても高卒とは思えないわ。

玄関でのそれも言葉遣いも様になってるじゃない」

アスナ「これでも偏差値78なのよ?上げる手助けをしてくれたんだもの!」えっへん!
ケイト「何でアスナが誇らしげ?;」苦笑
アスナ「べ、別にいいじゃない!

だって…自慢の友達なんだし…//」ごにょごにょ

ケイト「ん?」
アスナ「何でもない!//」ぷいっ!!

ケイト「えっと…難しい年頃なのかな?^^;」

アスナ母「溜息)そこは気にしなくていいわ。

それより、あなたなら抵抗なく纏めて話せるって聞いたのだけれど?」

ケイト「…いいですよ。前の席に失礼してもよろしいでしょうか?」

アスナ母「ええ。腰掛けて頂戴」

ケイト「では失礼します」ぺこり

すとっ


何故アスナは隣に座るのだろう?まあいっか。



それからまずはSAOでのことについて話し合うことになった。

SAO帰還者に対していい印象を抱いていないようで、帰還者学校のことも不満に思っていることをアスナから伝えられたからだ。


時間を取ることに関しても、SAOのことも話してくれるという点から態度が変わったことで、論点がそちらへと変わったらしい。


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