第38章 月例大会
~おまけ・続~
・製作現場
例の音の結界の製作現場について、当時の経緯を明かしましょう。
徹夜5日目…
連続で頑張り続けた結果、ケイトはふらふらになっていた。
クレハ「ケイト…これ以上の無茶はいけません。しっかりと休んで」
ケイト「まだまだあああああ;」ふらふら
当時はギルドを組んでいなかったものの、やはりどうにも心配で私は暇さえあればケイトの傍につくことが多かった。
ただ、たまたまキリトやアスナやクライン達と知り合うことには至らなかったようですが…;
攻略の時でも話す機会はありませんでしたし;
グレイク「師匠ー、休憩所はゆっくりとハワイ気分でのんびりってことで曲が無事決まりました!
でも肝心の鍛練所の曲が決まってない上に案も統一されなくって。俺としては『走る走る俺達~♪』がいいのに!
どうしましょう?;」汗
ケイト「そうだな。案に添うものが無いならば作ろう!」
クレハ「いえ。流石にこれ以上の無茶は看過できません!
ただでさえ徹夜の上に食事も風呂もなしにガンガンやっているんですよ!!?;
少しでも休憩に割くべきです!!」かっ!!
グレイク「びくっ!!)そ、そうだね;」たらたら
ケイト「安心しろ、クレハ…(ふっ!)
私はこの程度のことでは倒れはせん!」ばっ!←どこからかマイク装備
かっ!!(どこからかライトアップ&和太鼓登場)
グレイク&クレハ『!!!??・・;(何事!?;』
私達がいた所は、後のレジャーランドで言う所のカラオケの場所(レジャーランド東6~8階)であり
防音設備はトラップ部屋への分解によって得た材料を合成したことで難無くできたのですが
録音したい人は録音したい用にデータとして結晶を設置すれば保存されるという仕組みを確立しており
あとはそれのみでレジャーランドが完成だということ、グレイクが来た時点で完成した所だというのもあって…
その場の勢いとノリも重ねて歌いまくっていました。
何とも激しいノリで、後の『音の結界』と呼ばれる代名詞ともなりました。
作詞作曲歌い手ケイト、『気合いだ!根性だ!』BGM(104ページ参照)。
その誕生の瞬間であり、歌い切った瞬間こそがMT5(マジで倒れる5秒前)でした;
その後…ケイトが完全復活するまでに数日を要したのは言うまでもありません;