第38章 月例大会
繋がりを持って、互いに助け合って、SAOクリアまで笑顔にし続けた。
楽しいイベントごととか、バカらしいやり取りから騒ぎまで…
そんな中でも生き生きしている皆を見て…私は思ったの。
私…ケイトちゃんみたいに、人を助けられる「温かい人」になりたいって。
ケイトちゃんのお陰で、私は…色んな世界に目を向けることができるようになった。
大切なこと、たくさん教わった。
視野を広く持って、決めつけないで、ちゃんと目を向けること。
相手の立場に立って、相手の気持ちや意図を考えること。
人と向き合って、ちゃんと知ろうとすること。理解しようとすること。
たくさん…言葉で言い表し切らないぐらいのものを…傍に居て、それだけでたくさん与えてくれた。
過去のどんなことを知っても差別しないで笑って受け容れてくれたから
心が救われたんだって…笑えたんだって、料理を提供してる時…たくさん聞いたの。
だから、ね…自分が傷付くことで幸せになるなんてことは絶対にないよ?
そう思う人は確かに僅かでもいるかもしれない。
少なくとも、過去にそういうことをした人達はそうだったのかもしれない。
アスナ「でも…ここにちゃんといるよ。
あなたが大好きだって人が、助けたいって思ってる人が。
そう、伝えたいな…
いつか、ケイトちゃんが挫けそうになった時に」微笑
キリト「ああ、そうだな」微笑
リズベット「その時は学校休まないとね」キラン&にや
シリカ「はい!早退と共にクレハさんの自家用ヘリに乗せてもらいましょう!」
直葉「私も行きます!力になれるかわからないけど剣道でも遊びでも何でも!(拳握」ぐっ!!
ピナ「きゅうううう!!!」めらっ!!
『……ピナは無理だろ;/でしょ;』
キリト「どうあってもリアルにはこれないし;」
ピナ「きゅうう;」半泣
シリカ「気持ちだけ伝えておくね^^;」
ピナ「きゅ♪」
でも…当時にはその駆けつける人達の中に、さらにもう2人が増えることなど当時は思いつくこともなかった。
そんな…挫けるような日が次の年の時に来るなんて、思いもしなかったの。
クライン「想いは立派だ。
で、ケイトの方をそういう眼で見るのも解ってる。
けど今はパフォーマンス開催直前だろうがあ!!;」汗
ケイトちゃんとクレハさんの紹介が長くてよかった^^;