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白い流星【ソードアート・オンライン】

第37章 テイマーズカードドラフト





それからUR20体を融合して生み出した召喚獣だと紹介した。

天狐もまた同様に紹介しましたが、両腕に抱えられていた子犬に目が集まるばかりでした。


その間もまたケイトとレンは話し合いを続けていました。



レン「ただ、ALOでカードを装備すること、カードという装備自体がないので無理です。
おそらくステータスが倍になるパッシブスキルとしてマスターにもかかるかと思われます。
今も私の装備したカードの効果がマスターにも出ているので」

ケイト「そ、そうなのか…わかったよ!」しくしく
レン「?何で泣いているのですか?」

ケイト「ううん、しのぎを削れる相手が現れて嬉しいんだよ」
レン「そうですか!ならよかったです!」
テロップ『本当は少し哀しかった!
こんなに簡単に上がるとは思ってなかったから!』


キリト「ネットゲーマーの嫉妬は結構ヤバイからな…;」
レン「ご安心を。私はカードの状態下でも主を好きに選べます。

私のマスターはケイト様だけです」キラキラ

キリト「随分と…固執してるな」

ケイト「うん…;」

シリカ「はい。まったくの人ですね。滑らかな会話…;」


やり方を教えた後、個人の運にも左右されることを教えた。

リズベットが言うには確率について不満で炎上しているらしく、URがなかなか出ないことを不評している人もいるようです。



ケイト「出現確率1%なら100回ガチャを引けばほぼ確実に出るだろうって思い込みが要因だね。
1/32=3.125%だから、140体が出てくるガチャじゃ4体は出て当然だって思ってたんだろう。私もそう考えそうになってたし;

URが1体しか出ないって悲鳴が上がり続けてたのも当然だったんだ、きっと。


実際の所、調べてみたらすぐわかったよ。

ガチャを100回引いて出現確率1%のものが当たる確率は約63%でしかない。表現を変えれば100人のプレイヤーがそれぞれ100回引くと、63人は当たるが残り37人は100回全部ハズレ。
っていう原理らしいから」


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