第37章 テイマーズカードドラフト
ケイト「クレハ、一つだけ確認させて」
クレハ「ええ。どうしました?」
ケイト「迷惑だなんて思ってない。そう思っていいんだよな?」
クレハ「くす)…何をいまさら(溜息)
迷惑だなんて思ってたら、最初から離れていきます。
私の場合、迷惑だと思えば二度と近付かせませんのよ?」
ケイト「!…ってことは」
クレハ「あなたにかけられる負担など、私にとっては喜びでしかありません。
だって…その後で、飛び切りの笑顔をいつでも見せてくれるじゃないですか(微笑」そっ
そう言いながら頬を撫でると、ケイトは目を見開いてから…ふっと笑みを浮かべた。
クレハ「私にはそれが、とても眩しく…幸せだと思わせるもの、つまり「幸せ」そのものなんです。
だからケイト…前にも言ったように、迷惑かそうでないのかなど「気にすることはありません」。
巡り巡って、私の幸せへと返ってくる。
あなたの幸せが、私の幸せでもあるのですから^^」
ケイト「うるっ)…//;」じーん
クレハ「私…これでも、あなたからかけられる迷惑が嬉しいんですよ//(くすくす)
好きであなたと一緒に居るんですから」
ケイト「うん…クレハの照れ隠し空手チョップと同じだ^^//」
クレハ「ええ。それと同じだと思っても構いません。
だから気に病む必要などないし…その…」
ケイト「?」
クレハ「逆に…嬉しいからしているんです//」ぽっ
ケイト「ふっ)…そっか^^//嬉しいなあ」にこにこ
ぴとっ
そう言いながら、私の右肩にケイトは左肩を寄せてきました。
ケイト「これからもよろしくね//」涙目←嬉しさ故
クレハ「ええ。こちらこそ//」涙目←ケイトと同様
そう笑いながら、嬉しさ故に涙を浮かべながら…
過去とのあまりの違いに、あなた(ケイト)との出会いを喜びながら共に再び引っ付いていました。
それはケイトも同じようで動かず、互いの存在を…温もりを肌と肌でしっかりと感じていました。
『二人で生きていこう。これからも共に』
その二人きりで寄り添い合う時間の中…
そんな意思がお互い垣間見えたからこそ、余計に嬉しく感じた。