第37章 テイマーズカードドラフト
クレハ「ケイト…」
ケイト「結構な…衝撃だった^^;あはは」苦笑←目覚めた
クレハ「すみません。つい強くやってしまって;」
ケイト「そういう恥ずかしがりな所が本当に好きなんだ。
気にしなくていいよ。そうされるのはわかってた。
でも身体が勝手につい動いちゃってさ^^;」
クレハ「いえ…//私も好きなので解ってます。解っているんですが身体がつい動いてしまうんです;」目を伏せる
ケイト「あっはっはっ。それでいいんだよ^^
そんなクレハを愛してるんだから//」きっぱり
クレハ「!//…あなたという人は…もお//」ふいっ
ケイト「話したくなったから言うけどさ…
私、これでも頑張ってたんだ。ストレスかけなければそういう目に遭わないって思った。
だから不干渉を貫くことに決めた。自分から干渉しなければ、その分だけでも減らせるって思ったから。
でも…どれだけ努力しても、それが無くなることなんてなかった。
父親の八つ当たりだって、これ以上増やすまいとしても無駄だった。
体育だってそうだった。先生が変わらないと、今まで必死に努力して身に付けた動きも技能でさえも、評価なんてされないままだった…
いじめられてたことだって、結局は変わらないままだった」
クレハ「きっとあなたの人がいい性格と押しが弱いのが災いしたのでしょうね。
ことを荒げようとしない分、相手を傷付けまいと主張を強くしない分、余計にそこに付け入られたのでしょう」
ケイト「…24歳になって出会うまで、自ら私へ話しかけようとする人なんて…滅多にいなかった。一人しか。
考えてみれば、それが私の人生で初めての友達だったのかもしれない。
でも…抱え込んでいる全てまでは、どうしても語れなかった。打ち明けられなかった。
背負わせたくなかった。ただでさえ重いのに、負担となるだけの迷惑なんてかけたくなかったんだ。
SAOにとらえられて、やっと…恐怖を抱かない人に出会えた。それまで一人としていなかった。
ずっと…独りきりだった。
…どれだけ努力しても、どんだけ頑張っても…不遇な扱いはなくならなかった。
殺されかけるあの時間は、消えてはくれなかった。どうにもならなかった(肩震&涙目)
…私は…殺されかける為に…傷付けられる為に、生まれてきたのかもな」暗い眼
ぱぁん!!!!(クレハが右手で左頬を叩く)