第6章 ギルド
彼女曰く、霊感を使用して他の世界の自分(こちらで言う『ケイト』)と意識を共有&好きな時に交信できるらしい。
それに伴い、他の世界…
つまり別次元に存在する世界で、私達の活躍を小説にして記しているのだとか。
それが君達の世界かどうかは定かではないが、今私は解説に協力している。
と言っても、本人は意思を読み取ることで
その心境や変化を文字に起こして書いているのと同意義だ。
妄想ではなく、こちらの世界にとっては全て現実に起きたことだ。
拙い表現が多々あるだろうが、それは作者の未熟な言語力にある。
予め、ご了承したまえ。
さて、ここで少しだけ『聖竜騎士団』について説明しよう。
聖竜騎士団。
それは、アインクラッドからの解放を目的としたギルドだ。
名付け親はケイト君で、その名にした理由は「ディアベルが昔に職業は気持ち的に『ナイト』と言ってたから」だそうだ。
『聖なる竜の名のもとに、不正をせず
弱気を助け、強きをくじく騎士団としてあり続ける』
ケイト君がそう言いつつ、カッコイイ!と称賛した結果…
キバオウ君がノリノリで受け、ディアベル君も否定する理由がないことから、その名に決まったそうだ。
団長はディアベル君、副団長はキバオウ君で
突っ走り癖のあるキバオウ君を、ディアベル君が諫めることでうまく調整している感じだ。
さて、少し話しが逸れてしまったがここからが本題だ。
例の25層ボスに辿り着いた時の様子をありのままに説明しよう。
基本は私視点だが、霊感を通じて伝わってきたことも無論書くつもりだ。
ご堪能あれ。