第37章 テイマーズカードドラフト
ケイト「あ、フェアリーってカードを装備してくれ。
その為に買ったんだ^^」
レン「私が出るかもわからなかったのに、ですか?」
ケイト「だって死んで欲しくないからさ^^」にっこり
レン「!…ありがとうございます//」俯←嬉しそう
ケイト「いずれにせよ死ぬことがないのは明白なんだけどね?」たらたら
テロップ『違った意味で台無しだった!』
ケイト「あ、そうだ!食事が必要って聞いたけど大丈夫?なに食べる?」
レン「いえ…私には空腹パラメーターはありません。
従って食べる必要もないのです」
ケイト「そ、そうなんだ…
親密パラメーターがあるって聞いたんだけど」
レン「それなら既に100です。それさえも超えているでしょう」きっぱり
ケイト「随分はっきりと言うんだな…^^;」苦笑
レン「どうしてもマスターが食べさせたいというのなら…
一緒に同じものを食べさせてください」ぴとっ
ケイト「うん!そんなことでいいならいつでも大歓迎だよ!^^」
レン「!楽しみにしてますね^^//」にっこり
こうして…前代未聞のチート劇が始まった。
どかんどかんどかんどっかぁーーーーん!!!!!!
レン「5km内のモンスターを全て排除しました」
ケイト「す…凄いね^^;」
テロップ『ケイトの出番はなかった!
召喚獣レンが5km内にいる全てのモンスターを僅か数秒で蹴散らした!』
ケイト「あ、ストレージがパンパンだから売ってくるね!」
レン「それなら私にお任せを!」しゅんっ!
そう腰に腕を回されて抱えあげられた瞬間
セーブポイントでもあるコンバートして最初に来た場所に移動していた。
ケイト「瞬間移動!?」たじっ!
レン「私の素早さは999でした、今は4853です!」
ケイト「99じゃなかったの!?;」
レン「おそらく他の数値につられて右へずれ、見切れていたのだと思われます」
ケイト「上がり過ぎだろ!;」
レン「抱えていけばもっと早くつきます!
こことは別の、下の階にある売店へ行きますね!!
瞬間移動!」
ケイト「ぎゃああああああ!!!!!;
これは瞬間移動というよりもただの物理的な超高速移動じゃないかああああああ!!;」
そんなジェットコースターのような感覚と共に凄まじく速く移動する中
ケイトの絶叫が建物内に響き渡ったのは言うまでもない…;