第37章 テイマーズカードドラフト
ケイト「う、うん…体力10しかないんだよね?大丈夫?」
レン「大丈夫です!防御魔法も攻撃魔法も回復魔法も補助魔法も使えるので」
ケイト「い、1レベルから?」
レン「はい。マスターも1レベルですが?」
ケイト「経験積まないと魔法の取得無理なはずなのに…?;」たらたら
レン「マスターにとっての基準はそうかもしれませんが、私には軽くできます。
いつでもどうぞ!(拳握」ふんすっ←意気込み十分
ケイト「た、頼りにしてるよ」苦笑
レン「任せて下さい!
私が狩ったモンスターの経験値もマスターと等分されるので、例外なく蹴散らします!」
と…とんでもないのに当たったってことかな?
レア度の表記が未だに「?」だし…
あ、見えるようになった。何々?
レジェンダリーウルトラスーパーレア!!!??(ぎょっ!?)
レン「?どうかしましたか?マスター」きょとん
ケイト「いや…だって!LUSRって…伝説!?」
レン「ええ、確かに私はそれに該当します。唯一無二の神とも言えるものだそうです。
ですが持ち主はあなたでないと嫌です。なのでロックしてください」
ケイト「わ、わかった。取られるのもトレードも嫌だもんな」さっ
そしてバディとなる契約獣の装備にロックした所、さらに契約獣が持つ能力の詳細が明かされた。
契約獣の固有能力
『不死、破壊不可、所有物&装備品破壊不可、トレード不可、持ち主選択自由権(意思の自由)、状態異常無効、全パラメーター上限限界突破、レベル上限限界突破、悪意を抱き近付くものの自動排除(近付けなくする)、HPMP常時全快、装備したカードの影響を持ち主にも与える、マスターと認めたもの以外の他からの干渉不可(カード時発動)』
ケイト「なんちゅうチートっぷり!!!」わなわな
チート機能の目白押しに私は叫ぶしかなかった。
そして一番下に、新たに表記があった。
『持ち主にも同効果を与える』
ケイト「なんてこったい!!!!;」
レン「?どうかしましたか?」
ケイト「い、いや…何でもない。
(見なかったことにしよう」
テロップ『ケイトは現実から目を背けた!』
そうして、街の外にあるフィールドへと歩を進めた。