第36章 質問コーナー
シノン「お楽しみの所ごめんなさい。邪魔したみたいね」扉閉めようとする
キリト「待て待て!;違う!!;」
シノン「まさか、女装趣味があったとは知らなかったわ」青ざめ&目を逸らし
キリト「違うんだ!!;違うから!!!;」
ケイト「シノン、これからキリトが給仕するらしいんだけどノリノリで
キリト「おいいいい!!!!;これ以上誤解招く発言するな!;」
シノン「大丈夫よ。
そうね。日頃からそうだから女の真似が堂に入ってたのね」ちらっ
キリト「違う!!;」
ケイト「いや、単純にやりたいことを遠慮なく言ってくれって言われて
で、結果的にメイド姿のキリトを見たいって思ったんだよ。
ほら、GGOのキリコちゃんがメイド姿なったらなんてふと思ってね?顔自体は変わってないし」
キリト「そうなんだよ!ケイトの思い付きに付き合ってだな;」汗
シノン「そう…キリトの為にあえてそう言っているのね。
思ってもいないことを」
キリト「違うからな!!?;
俺の尊厳とかそういうものの為にとかじゃなくてだな!;
普段からケイトは思ったことろくに口にしないし中々そういう機会がない限りずっと打ち明けようとしない方だから!
だからせめて気兼ねなくお願いできるように今年の抱負にしようって提案して
それからケイトがそう言ってきてこういう姿に変わることになっただけで!;」←泣きそう
シノン「なんだか…凄くいいわけ臭く感じるんだけど(腕組」じとー←怪しんでいる眼
キリト「そこは頼むから信じてくれっ!!;」土下座
ケイト「その…さっき言ってたノリノリでっていうのはキリトにそういう感じでお願いねって意味も込めて言ったわけで…
その給仕をシノンも受けてみない?って意図で話し出しただけだから。
なんか…誤解させたのならごめんなさい;」ぺこり
シノン「いえ、いいわ。
キリトにメイドの極意を叩きこめばいいわけね」キラン
キリト「そういう意図じゃないからな!?;」
シノン「ならクレハさんが適任ね。
実際家にメイドがいるらしいからよくわかっているだろうし」
ケイト「そうだね。クレハに相談してくるよ」
キリト「待ってくれ!;頼むから待ってくれええええ!;」
ケイトへ手を伸ばしながら叫ぶ中
ログアウトボタンが押され、ケイトは消えていった。
叫びは空気に消え、伸ばした手は虚しく空を切った――