第36章 質問コーナー
ケイト「田中さん嫌いクラブなんて作られてたからさ…
そういうのやってて何も感じない人達に囲まれてばかりで、全然合わなくってさ。
自分VS周囲ってなってたし、誰も味方なんていなかった…
だからかな…そういう人達に囲まれると、気分が悪くなるんだ。
少なくとも、同質の人達にはさ。
そんでもって…そういう類いの人達に限って本当に多いんだ。
気付かない内に心の中でだけフラッシュバックになって、気分が悪くなって、心臓が痛くなって…
「もう…行きたくない」って…そればっかりになってた。
話しても通じない人だっているのにさ…馬鹿なのかな、自分は…」
キリト「それでも、そこがいいところだって俺は思うよ。
第一に、人にそういうことをされても、その人の気持ちを考えて止まれる人なんて…
少なくとも俺は今までに見たことがない!…君以外は!
だから…魅力的なんだよ。
周囲に流されないで、聞かされた噂や情報に振り回されないで
自分の目で、耳で、ちゃんと判断しようと、見極めようとすることができる。
そういう人間なんて、非常に少ないから。
だから余計合わない人が凄く多いんだと思うよ。
環境も環境だけに、さ^^
だから…そんなに悩む必要はないと思う。
俺は…うまく言えないけどさ、君のままがいいというか
君らしく合って欲しいって思うんだ。
俺の誇り…というか、師匠だからさ^^
だから…今まで通り流されないままでいいんだよ。
非があれば耳を傾けたり聞いたらいいけど、俺が聞いてる限り君に非はない。
だから、堂々としたままでいいと思う。
逆に周囲と一緒になって非難したり追い込んだりする奴等は嫌いタイプだからな!
あっはっはっはっ!」
ケイト「そこは笑うべき所なのだろうか…?;」
キリト「第一、見ていていい気はしないし、悪い気しかしないしな。
だから…気にしないでいいと思う。
俺にとって…救世主なんだからさ^^」
ケイト「!!!!//////」ぼんっ!!!
キリト「…ん?」眉潜め
その後、妙な追走劇が始まることになるとは思いもしなかった。