第36章 質問コーナー
クレハ「ほお)…とても、綺麗ですね//」うっとり
写真として残しておきたいほどの光景に、私は息を呑んでうっとりと微笑むばかりでした。
ケイト「クレハにあげる!いつもありがとう^^//」
クレハ「え?いいんですか?//」
ケイト「うん!クレハにもらって欲しい!
ここだけの内緒だよ?^^//」しー!←人差し指を口に当てる
クレハ「ええ^^//ありがとうございます//」
というやり取りがありました。
今ではそれがストレージに残ってはいません。
ですが過去の映像を残すアイテムによって、想い出として動画が未だ残っています。
唇を奪われた後(1195ページ参照)よりもさらに後、左手の薬指にはめた「透明に透き通ったエメラルド」を通して互いに見つめ合った後
同じことを同時にしたことに吹き出し、当時のことを懐かしく思い出しながら笑い合いました。
というのが一連の出来事です。
その少し後、アルゴからの返事待ち中↓
ケイト「運動技能が高い方だっていうのは他の人から見ても明らかだったらしくってさ。
それでもあの低評価でしょ?チームワーク重視だったのかな?」
クレハ「わかりませんしわかりたくもありません。
あぁいう不遇な扱いを受けてきたのに、それをできて当然と人に強いる先生の主張など理解したくなどありません」
ケイト「……言うね、クレハb」ぐっ
クレハ「当然です。
もし仮に私があなたの立場だった場合、余計にコミュニケーションに不備が生じるでしょう。
何故か私には不備が生じていないようでしたが」
ケイト「何でかな?
クレハといる時は、とても自然と笑顔でいられるんだ」
クレハ「え?」
ケイト「クレハに出会えて、私幸せだよ?^^
力比べだって楽しいし、技能の向上だって感じるし、一緒に料理を食べたり
何でもない一時を過ごすだけでも、とっても幸せなんだ!」
クレハ「!//…そうですか//」目を伏せる←心底嬉しい
ケイト「だからクレハ。
これからもよろしく//一緒に居ようね^^」にこっ&左手を差し出す
クレハ「ええ//
こちらこそよろしくお願い致します^^//」にこっ&右手で取る
咄嗟に幼稚園児の手繋ぎと同じ取り方をする中
ケイトはとても嬉しそうに満面の笑みを浮かべ、私もまたそれにつられて笑顔を浮かべるばかりでした。