第36章 質問コーナー
先程の話はただ単にそのようなつもりではないのに責められたように感じたという経験もあったことから
余計に涙が止められず、落ち着くまでケイトの胸にうずませてもらいました。
次の質問です。
「1195ページで言っていた、第3層でのクレハとケイトのやり取りを見たいです。
ケイトが3層の湖で溺れた後、一体どうなったのでしょう?」
それは2022年12月10日の時の話です。
その日の昼に2層のボスを突破し、3層へと入れるようになった時
私はケイトから連絡を受け、転移門から共に移動することにしました。
当時のケイト曰く、「クレハと一緒に3層に辿り着いた感動を味わいたかったから!^^//」とのことで
私もまた嬉しく、ただただ歓喜に包まれるばかりでした。
そうして辿り着いた矢先、初めての泳げるほどの水場=湖ということもあって
着の身着のまま勢いよくダイブしてしまいました。
当時の状況をここに記します。
ケイト「やった泳げるぞ!泳げるぞおおおおおおおおお!!!」ぴょぉーん!!!!!
クレハ「ケイト!?;」
どっぼぉ~ん!!!!!
が…
ケイト「がばごべげへごぼぉっー!!!!・・;」
クレハ「ケイト!しっかり!!この棒に捕まって下さい!!」
木を叩き切って採取をした後、棒を差し出しました。
私ができたのはケイトが捕まってからそれを溺れないよう維持するだけで
自力で棒を伝って私のもとまで移動してもらいました。
ケイト「霊感…フルダイブ、不適合のせいで…溺れる、感覚がじかにっ;」ぜへーぜへー!
クレハ「しかし何故溺れてしまったんでしょう?
体育、10段階中10では?運動神経もいい方でしょうし」
ケイト「ぎくっ!!)…;」
肩で息をするケイトへ向けて疑問を呟くと
ケイトは何故か動揺したかのように肩をびくつかせて固まってしまいました。