第35章 結婚式
写真撮影ではアーチの先にあるシンデレラ城を背に撮られることとなりました。
無事撮り終えたのですが…その湖を見た時、ケイトははっとした表情を浮かべました。
ケイト「ここって…」
クレハ「ええ。似ているでしょう?」
ケイト「うん!まるで…第3層の湖みたい」
クレハ「きっと、ここをモデルにしたのでしょうね。
憶えていますか?3層での時のこと(くす」
ケイト「ん?……あ!;」はっ!←嫌な思い出を思い出した人
クレハ「くすくす)あの時のあなたと来たら、SAOでの泳ぎは実際のそれとは違うのに
脇目も降らずに突如湖へと身一つで飛び込んで、それからあっという間に溺れ出して…
楽しかったですよね^^」にっこり
ケイト「しょ、しょうがないじゃんか//
あの時は本当に苦しかったんだからさ、霊感で溺れる感覚して//」ぷいっ
クレハ「くすくす)本当…可愛い^^//」ぴとっ
ケイト「むぅ~//」
クレハ「どうかしましたか?」にっこり&首傾
ケイト「なんかやられっぱなしは趣味じゃない」ぷくぅ~←頬を膨らませてる人
クレハ「ならば仕返ししてみては?」
ケイト「!?本人が言うの!?;」
クレハ「言いますとも。
あなたとは、隠し事などなく真正面からぶつかり合いたいですから^^//」
ケイト「!……こいつめぇ~^^//」うりうり←抱き締めてわき腹を8秒ほどくすぐる
クレハ「くすぐったいですよ^^//」
ケイト「大好きだよ、クレハ。
ずっとずっと…愛してる//」にっこり
クレハ「私もです。
何度言っても足りないぐらい、ケイト…あなたのことを愛しています、心から//」
目を細めながら、眩しくも思えるケイトに微笑んだ。
強く腕の中へ閉じ込められる中、私もまた…その背へと手を回して抱き締めた。
そうして…互いに唇を奪った。
無論、それらの映像までビデオに収められているだけでなく
写真にまで撮られていたことは言うまでもありませんでした。
後に家へ届いた完成されたDVDの映像を見た際、羞恥のあまり赤面してその場に突っ伏したのはまた別の話です。