第6章 ギルド
「あのぉ。活動拠点はどこにするんですか?」
ケイト「ん?それは今いるここでしょ。
11階層主街地区、タフト。
無料宿場やレジャーランドや修業場を作った所だし」
「…他に理由は?;」
ケイト「ん?わかった?
い(1)・い(1)・なあ~とかけたんだ。
いいことがありますように♪なんてね^^」くすくす
ひゅうううううう
その瞬間…どこからか、冷たい風が吹いてきた。
「…団長、寒いです;」
ケイト「…なんかごめん;(しゅんっ)
っていうか、団長って慣れない;」
「う~ん」
「ボス?」
「ドン!」
「師匠!」
ケイト「う~ん。どれもしっくりこないなあ;」
「じゃあ、マスター」
ケイト「……」
『?』
ケイト「は…恥ずかしい//」かああああ
「もう、これでいいんじゃね?」
「うん」
思わず両手で顔押さえる中
意気投合して、マスターと呼ばれるようになった。
レジャーランドが完成した後に過労で倒れたわけだが…
4月に入る直前あたりに回復し、すぐ後でその隣に『修業場』を作っていた。
我々白の鳳凰は、そこを拠点とすることにした。
その選抜で採用されるのは、極少数になるだろう。
何故かというと、他のギルドからも多数来るからだ。
《ドラゴンナイツ・ブリゲード》、《天穹師団ディヴァイン・ディヴィジヨン》、《風林火山》、《聖竜騎士団》、
各ギルドから6人ずつ、商人ギルドから4人、3人だったソロが1人に。
(ソロだったアスナと自分がギルドに入るから)
ボス攻略においては、6人パーティ最大8つ=48人が上限。
《血盟騎士団》から10名は入れたいとの連絡が回ってきた。
そのバランスも考えて、私も含めて9人にまで絞るべきだろう。
以上によって
選抜試験は総当たり戦で、Top8入りしたものだけ攻略組に入れると伝えた。